「北欧の旅」

「J  REPORT 2014 8月第3,4週」
「リタイアメント・ノート 6年2ヶ月目」、
「VOL。860 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦53、北欧4カ国の旅」
「またやってきた8月12日」
毎年、この日になると思い出すのが伊豆の空で見た日航機の姿だった。夏休みで家族と下田の民宿に泊まっていた。夕食前の時間に私は近所を散歩していた。午後6時半ごろ、空を見上げると日航ジャンボ機が通過していた。本来ならば1万メートルほどの高空を飛んでいるはずだったが、意外に大きく見えたのが不思議だった。あの時刻、下田上空を通過する日航機はあの後御巣鷹山に墜落したものしかなかった。そして午後6時56分、日航機は墜落した。
「フィヨルドの旅」
8月13日(水曜日)
デンマークの「コペンハーゲン空港」に着いた。デンマークは「58か国目」の訪問国だ。今日は乗り継いでノールウェイの「ベルゲン」に向かう。今、コペンハーゲン空港のラウンジにいる。成田から11時間。ここまでは順調だ。乗り継ぎ時間3時間強あるからホテルに着くと多分日本時間の14日の朝だろう。今回はビジネスクラスなので知らず知らずのうちに飲み過ぎて寝てしまった。フルフラットの座席だからぐっすりと寝てしまった。スカンジナビア航空はちょっと変わっている。手荷物は全て座席の上の棚に上げさせられるのだ。靴もしかり。座席周辺には荷物は一切置かせないのだ。3時間待ち合わせて乗継便でノールウェイのベルゲンというノールウェイ第二の都市に約1時間で到着。コペンハーゲンの日没は午後8時半、更に北のベルゲンでは午後10時でも薄ら明るかった。予想通りホテル着は日本時間の午前6時、日本との時差7時間でした。ベルゲンに着陸する時に見た光景では入り組んだ陸地、所謂フィヨルドと島々、そして白壁の家が白樺の林の中に点々としていたのが印象的だった。今回はダウンジャケットも持ってきた。先月のアイルランドが結構寒かったから用意したのだ。日本も出発する日には朝もそれなりに涼しくなっていたが、まだまだ残暑厳しい日が続くだろう。北欧の涼しさを満喫したい。

8月14日(木曜日)
ベンゲルからバスで「ヴォス」経由、列車で「ミュルダール」という高度900mのところまで行き、乗り換えてから約20km先のフィヨルドまで急こう配を列車で下って「フロム」という所まで行く。フィヨルドとは説明するまでもないと思うが、氷河期1000mから3000mもの厚さの氷河が海に流れ出る時に大地を削り、海に達した谷間のことだ。今回の「ソグネ・フィヨルド」は大規模なY字型をしたものでY字の下が海、Y字の左上の部分から我々は船に乗り、三俣まで向かい、そこからY字の右上に向かう航路を歩んだ。両側は低い壁でも500mから1000m、最高は1700mを超す垂直の岩の壁が連なり、幅1kmから2kmほどの水路となった部分を進む。仄聞するところによるとこの辺りの海水は氷河が溶けた真水と交り合い塩分が少ないのだという。途中にはたくさんの滝があり、岩壁の下の部分には崩れ落ちた岩の上に樹木が生い茂り、その上は断崖絶壁であり、頂上部分には残雪の雪渓があちこちに残っていた。今日の朝の気温は12度、正午は20度近くになったが、やはり風は冷たい。この時期に残っている雪はおそらく万年雪になるのだろう。ところどころに小さな集落もあり、数十人の住民が暮らしているらしいが、正にバイキングの発祥の地なのだろう。こういう自然環境厳しいところからバイキングたちは大海原を横切ってイギリスやアイルランド、アイスランド、そして大西洋を越えて今のカナダやアメリカに到達したのだろう。フィヨルドの美しさもさることながら、一番驚いたのはその物価の高さだ。ハンバーガー1個96NOK(ノールウェイ・クローネ)、概算で1NOKは20円だから約2000円、レストランで飲むビールは500ccで2000円、コカコーラ1.5Lは540円、昼食のブッフェ式の代金が3000円、スーパーでのビール500mm缶6本で2500円でした。ガソリンレギュラーでリッター320円、ディーゼルで290円。びっくりの物価だ。地元の人は一体いくら稼いでいるのだろうか?理解に苦しむ。大体日本の2倍から3倍だ。話しは変わるが、今日立ち寄った「ヴォス」という町はウィンタースポーツの町で上村愛子さんがワールドカップのモーグルで優勝した地でもあるという。余談です。フィヨルドの船旅を終えた「グドヴァンゲン」ではフランスからの大型クルーズ船が到着したばかりだった。この地方はクルーズ船が多く出入りする人気の観光地なのだろう。
それにしても皆、男女共に身体が大きい。本当にサイズが大きいのには驚く。

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