「首都オスロ」

「首都オスロ」
首都のオスロ。高速道路には「バス・タクシー専用レーン」があり、他のレーンは渋滞していたが、バスは随分と早く進めた。「ヘラジカ注意」のマークもあった。オスロは人口50万人の大都会だ。「国立美術館」で「ムンク」の絵を観る。有名な「叫び」は全部で5枚あり、そのうちの一枚は美術館から大富豪に70億円で売られたという。残りの4枚の叫びの絵は今後も売られることはないだろうとのこと。もしあったとしたら100億円は下らないという。ムンクの作品で「マドンナ」という裸婦の絵は予想50億円だという。どうしてそんな値が付くのだろうか?「叫び」は既に過去2回盗まれているという。だから海外への貸し出しも今後はしないそうだ。さてオスロは北緯59度95分だが、やはりメキシコ暖流の影響で冬でも夏でも過ごし易い?らしい。市内の「フログネル公園」の中には彫刻が沢山あった。一番人気は「怒れる子供」だという。地団駄、足踏みをする子供の姿が実に楽しいし、実感が湧いてくる傑作だった。

8月15日(土曜日)
オスロの市内を探索した。「オスロ大学」「王宮」「市庁舎」等々を巡ったが、疑問が一つある。「ノーベル」はノールウェイ人なのかスウェーデン人なのかということだ。本ではスウェーデン人となっているが、彼が活躍した時代を含めて400年間は、ノールウェイはスウェーデンに支配されていたのだ。それで巨万の富をダイナマイトで築いたノーベルは、ノーベル賞を設立したが、平和賞のみノールウェイで決めてオスロの市庁舎で受賞式が行われる。その他はストックホルムで行われる。これは何を意味しているのだろうか?もっと調査が必要だ。その日のドライバーさんは北海油田のプラットフォームで働いているという。2日働いて4日休みのローテーションなので暇な時にアルバイトでドライバーをしているという。
写真は平和賞が受賞される市庁舎の内部だ。

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