「利尻島の馬糞ウニ」

「手前勝手世界食物語、第348号」
「利尻島の馬糞ウニ」
「馬糞ウニ」の漁期は8月末までだ。午前8時に一斉に出向した漁師たちは、小型の一人乗りの船で漁場に到着すると「箱メガネ」で海底を見ながら網を操りウニを獲る。ウニは「馬糞」か「紫」の2種類だが、圧倒的に馬糞ウニが高い値段で取引される。確かに食べ比べてみると馬糞ウニは甘さが一段と上回っていることが分かる。これが高さの原因だろう。瓶詰め100グラムで3000円が相場みたいだった。やはり高いね。

「牛乳の高騰」
北海道の食料自給率は1200%だそうだが、ここのところ「牛乳」の生産が大きく落ちているという。詳しい理由は知らないが、地元の新聞によれば来年度の予算に牛乳の生産回復のために1200億円を予算化しているという。どうして牛乳の生産が減っているのだろうか?疑問でした。また、北海道も温暖化の影響で寒冷地から温暖な気候に変化しているため、お米などは北海道産が美味しいと評判になっているという。

「毛蟹」
事前に利尻島のホテルに別メニューで追加ホーダーしていた毛蟹は美味しかった。一匹@3000円は結構リーズナブルだった。というのも最後に訪れた稚内の海産市場では倍の@6000円で売られていたから驚いた。生きている毛蟹を蒸して、それを送ってくれるという。それにしても最後の稚内だから土産を買うのも最後となる。そこで客の足元をみての価格かと思ったりした。
以上、秋めいてきた東京より勢古口がお送りしました。

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