「聖フランチェスコ修道院」

第四日目(9月19日)「アッシジーシエナーフィレンツェ」
「聖フランチェスコ修道院」
今日は娘の出産予定日だ。二人目の孫の出産だ。心配だが、遠く異国にいるのでどうにもしょうがない。それとスコットランドの独立投票も気になる。独立が否決されたようだとニュースが言っている。娘婿からメールがあり、女の子が産まれたと知らせがあった。二人目の孫娘だ。嬉しいね.母子ともに健康だという。良かった。3142gだという。思わず笑みがこぼれる。これで私のDNAも21世紀に繋げられるだろう。さて、話しは変わってトイレだが、ホテルのトイレはビデも付いているが、公衆トイレには便座も付いていない。トイレ後進国イタリアだ。またイタリアには「ミニカー」というのがある。エンジンが50ccクラスで所謂バイクと同じ扱いを受ける超小型車で、それでも4人乗りだという。14歳から免許が取れるそうだ。それが違法改造され高速度で街中を走っていた。イタリアはご存知の通り、経済が上手くいっていない。失業率12%のため、レストランのウエイターも大半が男性であるのも失業対策だとか。観光地のガイドもそのために地元の人にのみ門戸が解放されているらしい。さて「ワイン」の生産量はフランスと毎年1位と2位の座を競っているそうだ。ローマから「アッシジ」、「ピエンジェ」経由で「シエナ」までが世界遺産の街を巡るのが今日の行程だ。写真はアッシジの「聖フランチェスコ修道院」の全景だ。イタリア中部のトスカーナ州では広大な田園風景を観た。延々と続く丘には「葡萄」と「オリーブ」の木々が、野菜畑は「ヒマワリ」「トウモロコシ」、そして「麦」「牧草」「休耕地」とあるのだが、ヒマワリ、トウモロコシ、麦、牧草等は「輪作」のためなのだろう。ヒマワリは油を採るらしい。それにしても畑ばかりだった。「シエナ」は人口1万1千人程度の小さな街だった。中世が色濃く残っている街で年に二度行われる地区対応の競馬が市内中心部の広場で行われることで有名なところらしい。地元ガイドの日本人女性に聞いたら「日本人が何人住んでいるか、誰も知らない」と言っていた。このアッシジ、ピエンジェ、シエナのコースを廻るツアーは少ないと思うから貴重な体験だった。

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