「イタリアの旅、フィレンツェ」

「J  REPORT 2014 9月第4、5週」
「リタイアメント・ノート 6年3ヶ月目」、
「VOL。866 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦54、イタリアの旅」後半
「フィレンツェ」
第五日目(9月20日)「フィレンツェーピサ」
フィレンツェも3度目だ。1990年には出張でミラノを出発してマイクロバスをチャーターして北部イタリアを巡った。イタリア人のドライバーさんが「ミケランジェロ広場」近くのレストランを教えてくれて美味しいステーキを食べた記憶がある。「ウフィッツィ美術館」では「ルネッサンス」の巨匠たちの絵に感動もした。昨日、フィレンツェは大災害に襲われたという。約10分間に亘り突然「突風」「竜巻」「雹」が吹き荒れ、樹木が倒され自動車を破壊し、瓦を飛ばし、市内中心部が水浸しになったというのだ。ニュースでも報道されていたらしい。このようにヨーロッパも今年は異常気象なのだという。さてまず観光の第一歩は「ドゥオモ」「市庁舎」「ウフィツィ美術館」巡りだ。美しいルネッサンスの様式美のこれらの建物はまずは当時の支配者であった「メジチ家」の財力に寄るものなのだ。「ウフィツィ美術館」ではルネッサンス期の天才3巨匠「ミケランジェロ」「レオナルド・ダ・ヴィンチ」「ラファエル」と「ボッティチェリ」の絵画が纏めて観られる。世界中にここしかないだろう。写真は「ボッティチェリ」の超有名な作品「ヴィーナスの誕生」だが、巨匠たちの絵の前には防弾ガラスが置かれ、それが逆にガラス表面の汚れを通してしか観られないので折角の絵画が色あせてしまうのだ。ちょっとイタリア語のお話しをしてみよう。我々が知っているのは、「ボンジョルノ」(おはようございます、こんにちは)、「ボナセーラ」(こんにちは、こんばんは)、「グラーツィエ」(ありがとう)などだが、一番私が面白いと思うのが「PREGO、プレーゴ」なのだ。これは「ありがとう」の後に「プレーゴ」(どういたしまして)と使われるが、「どうぞ、どうぞ」の意味でも使われる。英語でいえば「プリーズ」の意味でもあるのだ。だから日常会話の中にしょっちゅう出てくる。何かといえば「グラーツィエ」「プレーゴ」なのだ。だからこの言葉は覚えておきたい。「イクスセクーゼ」といえば「失礼」の意味だ。

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