「50年目のクラス会」
中学を卒業したのは東京オリンピックの年の春だった。それから50年、皆高齢者になったが、懐かしい顔に面影が残り本当に楽しい一刻を過ごすことができた夜だった。アメリカから駆けつけてくれた友人も二人いた。同期の内、数人は毎年会っていたが、大半は大学卒業以来だったり、高校卒業以来だったりと40数年は会っていない友人達だった。我がクラスで現在海外に住んでいるのは3人いるらしい。その内の二人がやってきてくれた。シアトルとロスアンジェルスからだった。来年春には彼らを訪れることにした。このクラス、50名の内、医者が2名、弁護士が1名いる。医師の一人T君は大手企業の病院を定年後、訪問医療専門病院の医師になり、毎日20名ほどを往診診療しているという。もう一人は医科系大学の教授だ。学校の「評議会」のメンバーに今年はクラスから二人が選出された。大学は別の学校に行き著名な建築家になった者もいる。中々多種多彩な人材を誇るクラスなのだ。同年次の5クラス合わせて250名の内、当日出席者は106名だったと記憶している。中学の校歌を歌い多いに盛り上がった会だった。
「虎ノ門ヒルズ」
環状2号線が地下を走る「虎ノ門ヒルズ」が聳え立っている。実は次男が慈恵医大病院に入院しているので見舞いに行く途中で観た光景だ。この先は汐留を通り、晴海、豊洲へと繋がる道路だが今まだ建設中だ。再来年には「豊洲新市場」も出来る。勿論その後の東京オリンピックでも主要道路になるのがこの環状2号線だ。東京は今本当に変わりつつある。次男は手術後6日で退院した。問題なし。