「久し振りの香港2」

「J  REPORT 2014 12月第2週」
「リタイアメント・ノート 6年6ヶ月目」、
「VOL。876 SINCE AUG.12th、1983」
「旅暦55、久し振りの香港2」
第五日目(12月1日、月曜日)
帰国日となった。あっという間の5日間。何度も来た香港だったが、12年振りなのでその変化に驚いたと言うのが真実だ。変わりつつある香港。民主化の動きも封じられつつあるが、それでも若者たちは今の香港を守ろうとしている。今朝も昨晩からのデモ隊と警察隊の紛争が香港サイドで行われたらしい。蟻の一穴なのだろうか?共産中国も滅びるのだろうか?台湾で野党が勝利した。どんどん中国本土から離れる動きがある。香港もしかり。この動きは止められないのだろう。写真は金鐘地区のバリケードとテントだ。今は空港のラウンジでゆっくりしている。綺麗になった香港、発展途上の香港、民主化のうねりの中の香港、活力ある香港、全てがこれまでと同じであり、全く違う香港だった。美味しい中華料理も食べたが、やはり日本の料理が懐かしいし、美味さでは日本ほど美味しいものが食べられるところはないと思う。海外に行けば行くほど思うから不思議だ。また骨という字の話しをしなければならない。骨という字の本当の字は、上の箱の中に左寄りの小さな箱があるのだ。だが日本人の留学生が、勿論遣隋使の時代だが、誤って覚えてきてしまい、今の日本語の骨と言う字は右側よりの箱がある形になっている。それが中国でも台湾でも香港でも今や混同して使用されている。本来の漢字と日本語漢字がごっちゃまぜになって使われているのだ。恐らく地元の人でもそれを認識している人はいないのではないだろうか?日本人だから気が付いたということだろう。それと漢字自体が、台湾や香港の昔の漢字、日本の少し略した漢字、中国の超略した簡単漢字になっているのもこれまた不思議だ。

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