「白川郷」

「白川郷」
金沢で例の3S会の「スーさん」「サーさん」と待ち合わせして北陸道、東海北陸道経由で約1時間半、世界遺産「白川郷」(岐阜県)に着く。驚いたことに外国人、といっても台湾人、韓国人、中国人が多いこと。それ以外にもタイ人、インドネシア人、欧米人もいた。とにかく人種の坩堝だ。20棟ほどの合掌造りの集落は屋根の角度60度の急な傾斜で雪から建物を守るという。夜のライトアップは午後5時半。展望台には大勢の人たちが集まっていてその時を待っていた。ライトアップはまず合掌造りの建物の内部が点灯され、窓に火が点される。そしてその後に建物全体がライトアップされるらしいが、兎に角人の多さで閉口だ。まるで銀座の歩行者天国が現れたようだった。でもこのために日本全国からも海外からもやってくる。更に3月14日の北陸新幹線開業となれば更に人は増えるだろう。みやげ物店で叔母さんに聞いた。すると昔はこの白川郷から富山方面に行くには「庄川」で船に揺られて、二つのダムで乗り換えて下ったという。だが今の経済圏は岐阜の高山なのだ。その夜は白川郷から車で30分ほど離れた「平瀬温泉」の民宿に泊まったが、別のグループは茨城の鹿島から来ていたが、名古屋、高山経由で来たと言う。距離的には圧倒的に富山や高岡が近い。しかし今は東海地方からのルートが主流みたいだった。白川郷は雪を知らない東南アジアの人たちには凄い人気があるというのが分かった。我々も雪の白川郷を堪能した。翌朝は再度展望台まで登り、霧に霞む白川郷を観たが幻想的だった。

「2015年の映画のお話し」
映画「おみおくりの作法」(銀座シネスゥイッチにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年14作目)
地区民生係の独身男性は、孤独死をした人たちの関係者を探し出し葬儀をする仕事。だが合理化により首となる。最後の仕事で自ら死者の娘を見付け出す。ラストシーンが印象的だ。果たして葬儀は死んだ人のためなのか、現世に残った人のためなのか?

映画「ビッグ・アイズ」(TC有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年15作目)
1960年代アメリカで流行った少女を描いたビッグアイという絵画を巡る騒動。本当のお話し。実際は妻が描いた絵を夫の名前で売り出したところ、大受けになったのだが。

映画「KANO」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年16作目)
副題「1931海の向うの甲子園」。台湾の弱小チームを甲子園に連れて行こうとする監督と選手達の物語。事実に基づく。嘉義農林は全く勝てないチームで台湾人、漢人、日本人の混成野球チームだった。3時間と長いが面白い。

日経新聞1月30日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価によれば、「さらば、愛の言葉よ」が5つ星、「さよなら歌舞伎町」が4つ星、「エクソダス」が3つ星、「トレヴィの泉で二度目の恋」が3つ星、「ドラフト・デイ」が3つ星、「ミルカ」が3つ星、「ジョーカー・ゲーm」が2つ星でした。

「私の去年2015年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、
今年の★★★★は、「ゴーン・ガール」「トラッシュ」「スパイ・レジェンド」「アゲイン、28年目の甲子園」「おみおくりの作法」「ビッグ・アイズ」「KANO」

「2015 旅の記憶シリーズ」
2015年の国内旅行は、1月に福岡(博多)、大分(中津)、佐賀(武雄温泉)、岐阜(白川郷、)、富山(五箇山、氷見、高岡)、新潟(越後湯沢)を訪れました。

2015年の海外旅行は、
「2015年 歌舞伎観劇シリーズ」

「2015 本の記憶シリーズ」
「明日のことは知らず」(宇江佐 真理 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年21冊目)「髪結い伊三次捕物余話」シリーズ

「野望と忍びと刀」(鈴木 英治 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年22冊目)「惚れられ沢宮官兵衛」シリーズ第2弾

「非道の五人衆」(鈴木 英治 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年23冊目)「惚れられ沢宮官兵衛」シリーズ第3弾

「風塵の剣」(稲葉 稔 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年24冊目)「風塵の剣」シリーズ第7弾

「人待ち月」(小杉 健治 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年25冊目)「風烈廻り与力青柳剣一郎」シリーズ第2弾

「まよい雪」(小杉 健治 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年25冊目)「風烈廻り与力青柳剣一郎」シリーズ第2弾

「飯盛り侍」(井川 香四郎 著)講談社社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年26冊目)「飯盛り侍」シリーズ第1弾

「鯛評定」(井川 香四郎 著)講談社社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年26冊目)「飯盛り侍」シリーズ第2弾

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。