「雨のプリトヴィツェ湖群国立公園」
東の「九塞溝」と並び称されるのがクロアチアの「プリトヴィツェ湖群」だ。大小30以上の湖が段々丈に連なり、そこを滝が流れ落ちる。この日も雨だったが、それでも美しい湖と滝だった。惜しい。晴れていればもっと美しい姿を観ることが出来ただろうに。残念でした。雨で気温12度、更に湖の上を遊覧する船では風の影響もあり、10度以下に退官温度には参りました。薄手のウインドブレーカーだけだったので困りました。この地方は石灰岩で出来ているので、雨が一度石灰岩を浸透してろ過され、それが地表に出てきて川となり、湖に流れ込んでいる。従って水自体に石灰が含まれている。それが湖の中にある倒木などを石灰化させて石のようにさせる。そんな湖が続くのがこのプリトヴィッツェ湖群なのだ。滝も大小無数のものがあり、実に変化に富んだ姿を見せてくれ楽しませてくれた。但し雨さえなければだったが。