「富士山の大噴火はあるのか?」

「さいたま歴史研究会7」
「富士山の大噴火はあるのか?」
最も近年に起こった富士山大噴火は、「宝永大噴火」と呼ばれている宝永4年11月23日、新暦に直すと1707年12月16日に当たるのだが、午前10時頃山頂の東南、標高2700m付近で大噴火が発生し、火口径1300m、深さ1000m、マグマ噴出量10億立方m、更にテスラと呼ばれる火山弾や砂が吹き上がったという。火山弾の大きさは蹴鞠位というから直径20cm程か?大量の火山灰は江戸にまで到達し、約1.5cm積もったという。火口付近の村は壊滅状態、2?3mほども積り、小田原でも50?60cm、藤沢で30cmも積もったという。さてでは前兆はどうなっていたのか?まず「元禄地震」(新暦1703年12月31日)、相模トラフが動きM8?8.2でほぼ関東大震災と同じ震源地だったと思われ、津波により伊豆、鎌倉、房総沿岸で死者7千人以上を出した。そして4年後に「宝永大地震」(1707年10月28日)が起きた。これは南海トラフを中心に東海トラフ、東南海トラフが同時に動いたものでM8.6の巨大地震で伊豆半島から九州佐伯までの太平洋岸が大津波に襲われた。これは今要注意と言われている東南海地震と同じものだと言われている。この大地震の1ヵ月半後に富士山は大噴火を起こしたのだが、宝永地震後、富士山では毎日10回から20回の火山性地震と振動、地鳴りが続いていたという。結果として御殿場周辺の村々は火山灰に覆われ、全く耕作が出来ない土地になってしまい、その復旧にはなんと70年も掛かったという。では富士山は次はいつ噴火するのかだが、2011年の東日本大地震を宝永大地震と重ね合わせると、2015年が宝永大地震そして宝永大噴火となる可能性があるというのだ。富士山で平成大噴火が起きると、では東京に住む我々はどうなるのか?まず火力発電が全滅して停電になってしまう。交通は完全に麻痺、経済活動は東海道が止まり、大打撃。また火山灰を吸い込んで肺に深刻な損傷を与える。もうどうしようもない状態だ。こんな状態を切り抜けられるのだろうか?太陽も遮断されてしまって暗黒の世界になったらどうしよう。こんな想定が考えられるというから恐ろしい。

「博多ほたる」
銀座はプランタンの裏にあるベルビア館7階に新しい店が5月にオープンした。その名は「博多ほたる」という。博多名物の地鶏焼き、モツ鍋、玄界灘の魚、鯛茶等々があり、売りも「博多」だ。そこで「刺身盛り合わせ」と頼んだところ出てきたのは写真のものだ。味はまあまあだったが、飲み物が高いのが銀座の悪いところ。ショバ代が高いからだろうが、もう少しなんとかしてほしい。それでないとリピーターになれない。

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