「今週の映画と本」
「私の2019年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
「スパイダーマン スパイダーバーン」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年34作品目)
遂にスパイダーマンのアニメが登場した。新しいスパイダーマンは複数いたのだ。アカデミー賞アニメ部門賞作品。
「グリーンブック」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★★(今年35作品目)
グリーンブックとは南部を旅する黒人用の旅行案内書だ。イタリア系白人のドライバーと一緒に黒人天才ピアニストが、1962年まだ人種差別の激しい南部を8週間の演奏旅行をする。そこで起こる差別と称賛に合いながら、二人の友情が強まる。事実のお話しだそうだ。アカデミー賞作品賞とピアニスト役が助演男優賞を取っただけのことはあった。最高に感動の映画でした。今年必見の作品だ。絶対にお勧めだ。(注:日経新聞の解説は余りにも詳しく種明かしし過ぎだ)
「天国でまた会おう」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年36作品目)
第一次大戦時に顔の半分を吹き飛ばされた金持ちの息子と、彼によって戦場で助けられた男が世間を相手に復讐を行うというもの。理不尽な戦争と親子関係の断絶の中、真の愛情とは何なのだろうかと問い掛ける映画で、本当に素晴らしい社会派映画でした。これも必見ですよ。
「岬の兄妹」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年37作品目)
港町に住む兄は足が悪く失業中。妹は知恵遅れの色情狂。金がなく遂に妹に売春をさせることに。さてその先は?
「ウトナ島、7月22日」(HTC有楽町にて)私的批評眼★★★(今年38作品目)
77名がたった一人の男に殺された事件を描く。実話だ。2011年、ノールウェーで同時テロが起きた。一つはオスロの市庁舎爆破事件、そしてもう一つが当時の労働党青年部が行っていたウトナ島サマーキャンプでの無差別殺傷銃撃事件だった。緊迫の場面がワンカトカメラで延々と続く。恐ろしい現実が襲い掛かる。恐怖の出来事でした。
3月1日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「グリーンブック」が4つ星、「岬の兄妹」が4つ星、「天国でまた会おう」が4つ星、「移動都市 モータルエンジン」が3つ星、「翔んで埼玉」が2つ星、「サムライマラソン」が2つ星、「福島は語る」が4つ星でした。
3月8日の日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「運び屋」が4つ星、「月夜釜合戦」が4つ星、「ウトヤ島、7月22日」が3つ星、「マイ・ブック・ショップ」が4つ星、「たちあがる女」が4つ星、「家族のレシピ」が3つ星、「イップ・マン外伝 マスターZ」が4つ星でした。
「2019年の映画、私的評価表」
★★★★★=「ボヘミアン・ラプソディ」「グリーンブック」
★★★★=「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリーポピンズ リターンズ」「女王陛下のお気に入り」「ちいさな独裁者」「ヴィクトリア女王」「半世界」「ねことじいちゃん」「翔んで、埼玉」「あの日のオルガン」「天国でまた会おう」
「2018年の映画はこんなでした」
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」「万引き家族」「空飛ぶタイヤ」「輝ける人生」「判決 ふたつの希望」「日日是好日」
「2019 観劇シリーズ」 2018年の歌舞伎観劇は3度でした。
1月大歌舞伎=歌舞伎座にて
2月競春名作喜劇公演観劇=新橋演舞場にて
「2019 旅暦」
国内旅行は、1月に2度北海道と1度の佐賀武雄温泉。6月に孫を連れてハワイアンズに、また7月に壱岐の島の予定。
海外旅行は、2月のハワイ。5月、8月はハワイの予定。
「2018 読書記録」 2018年の読書数は、252冊でした。
「判じ控」(倉坂 鬼一郎 著)幻冬舎文庫 私的批評眼★★★(今年39冊目)「ぬりかべ同心」
「真田家の野望」(麻倉 一矢 著)徳間文庫 私的批評眼★★(今年40冊目)「けんか中納言光圀」シリーズ第2弾
「桃太郎姫恋泥棒」(井川 香四郎 著)実業之日本社文庫 私的批評眼★★★(今年41冊目)「もんなか紋三捕物帳」シリーズ
「水底二千両」(千野 隆司 著)コミック時代文庫 私的批評眼★★★(今年42冊目)「密命同心 轟三四郎」シリーズ第2弾
「大江戸監察医」(鈴木 英治 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年43冊目)「大江戸監察医」シリーズ第1弾