「大江戸グルメと北斎」

J  REPORT2018年 12月第2週」
「リタイアメント・ノート 10年6ヶ月目」
「VOL.1084号 SINCE AUG.12th、1983」
「大江戸グルメと北斎」
葛飾北斎の地元にある美術館「すみだ北斎美術館」を訪れた。4度目だろうか。今回は「北斎」が描く江戸グルメということでまずはこの絵をご覧あれ。(写真:G1)G1
「鰻登り」とあるが、鰻屋さんの看板みたいなものだ。流石北斎だ
次の絵は「蕎麦食い」だ。(写真:G2)G2
こういった具合で江戸時代の食文化が描かれた浮世絵が沢山展示されていた。
これは百人一首の一つで天智天皇が詠まれた歌「うはかゑとき」を描いたもの。米の収穫の模様だ。(写真:G3)G3
展覧会の会場にあった。(写真:G4)G4
パンフレットから、まずは「鮟鱇」。(写真:G5)G5
再現レプリカで「鶏卵様」。(写真:G6)G6
「白須賀」。お餅をこね、餡が置いてある。(写真:G7)G7
左は「歌川国芳 縞揃女弁慶 安宅の松」。(写真:G8)G8
右は「絵本庭訓往来」。
最後の絵は、上は「士卒英気養図」。(写真:G9)G9
江戸時代は食文化が大いに進んだ時代だ。あちらこちらに料亭が出来て、食を競ったし、一般庶民にもそれぞれ煮売り屋や居酒屋もあり、また有名店の評価をした番付表なども出ていたというし、レシピ本も多数あった。寿司、蕎麦と言ったファーストフードもでてきたし、天婦羅やカステラといった外国の食文化も入ってきていた。この展覧会、結構外国人観光客が多いのが特徴だった。皆北斎を知っているのだろう。