「スペース・ニードル」

寝過ぎた。あっという間に寝てしまい、気が付いたらもう朝もいい時間。慌てて支度をする。9時待ち合わせにぎりぎりだ。既にT君は迎えに来てくれていた。結構自宅は私のモーテルから近いのだとか。今日はシアトルのダウンタウンでのAmazon本社見学が中心だ。まずシアトルの東側にあるワシントン湖を横断する「浮き橋」を渡る。ラッシュ時だ。(写真:T1)T1
この湖の周辺にはビル・ゲイツらの富豪たちの家があるという。確かに風光明美なところだ.対照的に一方にはホームレスのテントが建っていた。ホームレスの数だが全米で一位がニューヨーク、二位がロスアンジェルス、そして、何と三位がシアトルだということで地元の人も驚いたという。T2
MLBシアトル・マリナースの本拠地「セーフコ・フィールド」が観えて来た。(写真:T3)T3
続いて隣はNFLの「シー・ホークス」のホームである「センチュリーリンクフィールド」がある。(写真:T4)T4
殆どのプロスポーツのチームのホームグランドになっているのが、シアトルだ。地価上昇率が米国ナンバーワンだという。ダウンタウンが観えて来たが、道路は混雑している。(写真:T5)T5
さあ、Amazonの本社前に来た。この一風変わった円形の建物がそうだ。(写真:T6)T6
隣に「Amazon GO」という最新のコンビニがあった。(写真:T7)T7
事前登録が必要なのだが、スマホをかざして入店すると、オレンジ色のバッグ(フリー)を貰え、それに棚の商品を入れるだけ。そのまま出店すれば、自動的に決済されてしまうという。レジなし店舗なのだ。どうやっているのか?カメラが沢山あり、まず入店者の確認とその後の行動を全て捉え、何を袋に入れたのかまで判断しているのだとか。驚いたね。究極の人手排除なのだ。(写真:T8)T8
ここでT君の娘さんでAmazonで働くYさんと合流して、いよいよ本社に入る。入り口でゲスト用のカードを貰う。内部は緑あふれるセッティングだ。(写真:T9)T9
水槽に魚もいた。(写真:T10)t10
Amazonには全世界で50万人の社員がいるという。ここシアトルが発祥の地だとは知らなかった。
私とT君。(写真:T11)T11
Amazonで仕事をしている人も実にリラックスした姿だ。何もかもが自由な発想のようだ。(写真:T12)T12
Amazon本社前にて二人。(写真:T14)T14
ドッグランまで付いていて犬同伴での出社も可能のようだった。

次に向かったのが、「スペース・ニードル」とその横の「チフリー・ガーデン&グラス」だ。
「デイル・チフリー」氏は国際的なマルチ・メディア・アーティストだそうだ。隻眼の人だ。ガラスを巧みに加工し色付けし、想像を絶する美の極致を造る。入るとまず驚かされる。その形と色彩に。まずは観ていこう。
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屋外にも作品はある。(写真:T20)T20
スペース・ニードルの直下にある。(写真:T21)T21
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本人の写真。(写真:T23)T23
彼の作品は数万ドルする。外に出た。(写真:T24)T24
いよいよ「スペース・二―ドル」に登る。約30分待ちだったが、このタワーは、1962年の万博の時に造られたもので、会場の中心部だったそうだ。高さ184m、展望台は159m、エレベーターで43秒で登れる。晴れていたのでシアトルとその周辺が実に美しい。
南側がダウンタウンでその右上に「マウント・レイニア」が観える。完全に白く雪景色している。(写真:T25)T25
レイク・ワシントンが眼下に。(写真:T26)T26
西側のエリオット湾の向こう側に未だ雪が若干残っているオリンピック山が観える。(写真:T27)T27
(写真:T28)T28

次に訪れたのは「コミックやゲームにロックの博物館」のようなところ。まずは「MARVEL」の作品群を観ていこう。元々1950年代から発行された漫画雑誌が「MARVEL」でその後1970年代に掛けて次々とヒーローを作り出していったというが、それが現代では映画として蘇り、新しいヒーローとなって登場しているという訳だ。スパイダーマンがいた。(写真:T29)t29
アイアンマンだ。(写真:T30)T30
アイアンマンのスーツを付けた私。勿論合成写真だ。(写真:T31)T31
アメリカン・ヒーローだ。(写真:T32)T32
その他ゲーム・コーナーだとか、ホラー映画のコーナーだとか、色々とあった。子供向けのファンタジーな映画の世界もあった。

そして昼食は港の前回も行ったことがある「エリオット・オイスター・ハウス」に。内部の調理場にはあらゆる海産物、特にオイスターが沢山並んでいる。(写真:T33)T33
丁度3時過ぎの「ハッピーアワー」なのでオイスターが格安で食べられる。3時から4時ならば一個1.5ドル。4時から5時までなら一個2ドル。そして5時以降だと同じオイスターが3.75ドルになる。如何にハッピーアワーが素晴らしいかが分かろう。さあ二人で2ダース、24個出てきました。(写真:T35)T35
海の牛乳と言われるオイスター。簡単にレモンを絞ってもよし、ホットペッパーを垂らしてもよし、カクテル風のソースをかけてもよし、といったところか。その他「フィッシュ・タコス」を食べた。これは4ドル。(写真:T34)T34
帰り掛けにフローテシング・ブリッジの上から「マウント・レイニア」が観えた。(写真:T36)T36
本日は時差ボケもあり、それに随分と歩いたのでクタクタになり、モーテルに送ってもらって、午後5時頃からベッドに入り、その後午後10時に起き出して、これを書き始めた。
明日はバーベキューとボールパークでのマイナーリーグの試合観戦だ。楽しみだ。