「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
紫陽花の季節になりました。(写真:紫陽花)紫陽花
「2018 私の映画鑑賞記録」 昨年は200本の映画を観ました。
「犬ケ島」(TCシャンテにて)私的批評眼★★★★(今年92作品目)映画犬が島
これは変わった映画だ。アニメなのだが、撮影方法も独特で実に複雑な味を出している。舞台は日本の近未来。愛犬を島に隔離されてしまった少年が犬を救出するというお話しなのだが、細部に凝っている。必見ですね。

「ゲティ家の身代金」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★★(今年93作品目)映画ゲティー
1973年にローマで起こった誘拐事件を描く。如何に金持ちは金持ちになれるかを知らしめている。

「妻よ、薔薇のように 家族はつらいよⅢ」(丸の内ピカデリーにて)私的批評眼★★★(今年94作品目)妻よ薔薇の
お笑いとしては上出来ですかね。それにしても観客は70歳代でした。

「ファントム・スレッド」(シネスイッチ銀座にて)私的批評眼★★★★(今年95作品目)映画ファントムスレッド
著名なデザイナーが田舎のレストランで見出した体型抜群の女性をモデルにし自宅に住まわせる。女性の奔放さとデザイナーの複雑微妙な心理状態の対比が面白い。女性は彼を結局独占しようとするのだが。

「友罪」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年96作品目)映画友罪
あの少年Aの事件から14年後、Aは鈴木と名乗り鉄工所の臨時雇いとなっていた。そこで一緒になった元雑誌記者の青年、男にAV女優にされてしまい逃げている女、息子が無免許で子供3人を事故死させて親らが複雑に絡まり、友とは、家族とは、愛とは問い掛ける。

「海を駆ける」(有楽町スバル座にて)私的批評眼★★★(今年97作品目)映画海を駆ける
インドネシアの海岸で発見された男。記憶喪失なのか自分が何者なのかを話さない。しかし、日本語、インドネシア語、英語を話す。そこに日本から大学を中退し、父親の遺骨を散骨するために訪れた女性が絡む。現地の人との触れ合いの中、あの男は奇跡を数々起こす。果たして彼は誰なのか?不思議な映画でした。

「デッドプールⅡ」(TC日比谷にて)私的批評眼★★★(今年98作品目)映画デッドプール
何かマンガの世界でした。不死身の男が大活躍。

6月1日付け日経新聞「シネマ万華鏡」の評価は、「レディ・バード」が4つ星、「ルイ14世の死」が4つ星、「デッドプールⅡ」が3つ星、「最初で最後のキス」が3つ星、「ゲティ家の身代金」が3つ星、「男と女、モントーク岬で」が3つ星、「50回目のファーストキス」が3つ星でした。

「私の2018年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★=「はじめてのおもてなし」「スリー・ビルボード」「リメンバー・ミー」「レディー プレイヤーワン」

★★★★=「嘘八百」「バークバル」「ネイビーシールズ」「ジオストーム」「デトロイト」「ロングロング・バケーション」「ルイの9番目の人生」「ジュピターズ・ムーン」「ローズの秘密の頁」「犬猿」「ぼくの名前はズッキーニ」「リバーズ・エッジ」「ミッドナイト・バス」「シェイプ・オブ・ウォー」「坂道の上のアポロン」「しあわせの絵の具」「トゥーム・レイダー ファースト・ミッション」「B・P・M」「ペンダゴン・ペーパーズ」「ウィンストン・チャーチル」「とレイン・ミッション」「ジョマンジー」「ダンガル きっと、つよくなる」「ラブレス」「ワンダーストラック」
「ザ・スクエア」「弧狼の血」「モリーズ・ゲーム」「モリのいる場所」「犬ケ島」「ゲティ家の身代金」「ファントム・スレッド」

「2018 観劇シリーズ」
3月大歌舞伎=昼の部「国せん爺合戦」、「男女道成寺」、「芝浜革財布」

国内旅行は、1月の東北。6月は北海道の予定。
海外旅行は、1月の台湾。2月の香港。5月のモンゴル(71)。7月のシアトル、8月のフィリピン(72)、そして9月はハワイの予定。

「2018 読書記録」 昨年は256冊の本を読みました。
「金の邀撃」(上田 秀人 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★(今年97冊目)「日雇い浪人生活録」第5弾本金の邀撃

「新・火盗改鬼与力 風魔の賊」(鳥羽 亮 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年98冊目)「新・火盗改」第1弾本火盗

「天命」(鳴神 響一著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年99冊目)「おいらん若君」第1弾本天命

「流転の虹」(鈴木 英治 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今100冊目)「沼里藩留守居役忠勤控」第3弾本流転

「荒波越えて」(倉阪 鬼一郎 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今101冊目)「廻船料理なには屋」第2弾本荒波