「敦煌から西安へ」

6月26日、第六日目
「敦煌から西安へ」
午前中は敦煌のハイライトでもある「爆高窟」観光だ。これぞ敦煌という遺跡で勿論世界遺産だ。但し洞窟内部の撮影は禁止だ。ここは西暦366年「楽尊」という僧侶が太陽の光を見て、この地で修行することを思い立ち、洞窟を掘ったことから始まったという。その後人々は仏教への帰依と極楽浄土への思いから、次々と洞窟を掘り、仏像を造り、壁画を描いたという。一種の宗教的生活をここで家族包み行っていたという。また有力者たちは自らの資金を投じて洞窟を造った。決して政治的な行為ではなかったという。まずは入り口の建物だ。独特の形をしたものだ。(写真:B24)

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中は大きなドーム型だ。(写真:B25)
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ここで2本の映画を見せられる。一つがこの地の歴史だ。当然中国側が正しいという歴史で、匈奴を打ち破り、この地を得てシルクロードが栄えたということだ。別な見方をすれば、遊牧民族の匈奴(これも蔑視した言い方だが)は勝手に進入してきた漢の人たちに追い出されたということだが。
もう一つは壁画の紹介だ。さてそれでは敦煌の内部に入ろう。今回は8つの洞窟に入るが、500近くある洞窟を見ることは出来ない。
門がある。記念写真に好都合なものだ。(写真:B26)
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有名な敦煌といえばこの建物だ。9層になっている。(写真:B27)
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NO98洞窟の表の絵。外側は撮影可だ。(写真:B28)
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洞窟が壁面に沢山開いている。(写真:B29)
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(写真:B30)
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釈迦の涅槃像が内部にはある。(写真:B31)
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表には絵があった。(写真:N32)
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(写真:B33)
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本来は木造の庇と廊下があったが今は一部しか残っていない。(写真:B34)
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こういった具合で見て廻るが、内部は確かに保存状態もよいものが多いが、細かい埃が凄くて参った。それにしても千年以上前からこうした仏教遺跡が造られてきたということは素晴らしいことだとひたすら感激感動した次第だ。
昼食の地元料理に「そう魚」という淡白な魚が出た。(写真:B35)
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他はいつもと同じ料理でした。
午後の飛行機で嘗ての漢の首都「長安」、今の「西安」に向かった。気温32度、暑い。
夕食は「火鍋」。(写真:B36)
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肉は牛と羊。(写真:B37)
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唐辛子のたれとゴマだれの二つのたれを造って食べた。〆の雑炊が一番美味かった。