「泰緬鉄道」

三日目
本日は泰緬鉄道の旅をオプショナルツアで行く。この泰緬の意味は、泰はタイランド、緬はミャンマーの意味らしい。1947年6月からタイからミャンマーまでの約400kmをたったの1年で鉄道を完成させたのだが、そこにはイギリス軍やオーストラリア軍などの捕虜や、地元民を多数使っての突貫工事だったそうだ。だが飢え、栄養失調やマラリア、赤痢などの病気で死者が続出した。映画「戦場に架ける橋」にもなったお話しだ。さ、まずは腹ごしらえの朝食は昨日と同じお粥中心とした。(写真34:朝食)

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そしてバンコクから120km離れたカンチャナブリに向か。車で約2時間強。土曜日だが、比較的空いていた。田舎になるが、皆車は飛ばしている。恐ろしいspeedと動きだ。それと意外にピックアップトラックが多い。着いたのは「クウェー川」だ。静かな川面が観える。(写真35:クイウェー川)
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ここから高速ボートに乗り約10分上流に向かう。これまた荒っぽい運転だ。タイの人は早いのが好きなようだ。そしてここが有名な「クウエー川鉄橋」だ。(写真36:鉄橋)
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沢山の観光客がいる。まず合同墓地へ。慰霊塔がある。(写真37:慰霊塔)
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近くに「戦争博物館」があった。日本軍の軍服や武器、骸骨まであった。(写真38:軍服)
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壁に昔の写真が飾ってあった。(写真40)
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(写真41)
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(写真42)
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(写真43)
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古い当時の汽車もあった。いよいよ乗車する列車がやって来た。(写真44:列車)
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クウェー川鉄橋を渡る。ここから川沿いに約1時間半の旅だ。周囲にはこれまでと違ってラクダのコブのような山々が観えて来た。(写真45:山)
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平野の水田から、この辺りはまずはバナナ。(写真46:バナナ)
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砂糖キビ、これが一番多い。(写真47:砂糖キビ)
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タピオカ。(写真48:タピオカ)
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等々、畑が延々と続く。この列車、バンコク発でこの先まで行くという。終点ではないのだが、途中駅で下車した。風光明媚な場所だ。(写真49:川)
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(写真50:川)
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洞窟の中に金色に光る仏像があった。この国の人は本当に信心深い。(写真51:仏像)
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昼食をした後、一路バンコクへ戻る。3時間で順調に戻れた。土曜日なので通勤の人がいないだけ、渋滞がなく助かった。下車したのは昨日降りた「サラ・デーン」駅、近くに今バンコクで一番高いビルが観えた。面白い恰好をしている。(写真51-1:ビル)
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従って、これまで一番だったバイヨーク・スカイを抜いた訳だ。新国王の写真も飾られていた。(写真52:新国王)
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だが、圧倒的に故国王の喪に服した写真が多い。あちこちにある。ラマ9世=故フミポン国王は本当に国民に愛されていたのだった。
さて、今夜の食事は「鍋ぞう」という日本から進出してきた店にした。少し待たされたが、無事入店。メニューは「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」「味噌煮込み鍋」とあったし、肉は「近江牛」「和牛」「黒豚」とあったので、しゃぶしゃぶで和牛を食べることにした。この和牛は種牛を日本からオーストラリアに持ち込み、そこで繁殖させたオーストラリア産和牛だという。適当に霜降りもあり、中々にボリューミーだし、肉感もあり、美味しい肉だった。タレは3種類、白ゴマ風味、酢醤油、地元のちょっと辛いものが出て来た。(写真53:3種のタレ)
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(写真54:和牛)
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驚いたのは野菜が食べ放題で次々と持って来てくれることだ。本当に野菜沢山はありがたい。(写真55:鍋)
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(写真56:野菜一杯の鍋)
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満腹した。