「年末の富士の夕暮れ」

「年末の富士山」
大晦日に「東京スカイツリー」に行った。3時間後の整理券を手にしてまずは350mの展望台「天望デッキ」に登った。ついでなので450mの更に上の展望台「天望回廊」にまで登った。丁度夕暮れ時だったので、夕日が沈んだ後の富士山がくっきりと西の地平線に見えた。町は徐々に明りが灯って行く。幻想的な富士山だった。東京タワーも点灯されて来た。東京は正に大晦日の夜を迎えようとしていた。夜は恒例の「NHK紅白歌合戦」を観ていたが、余りに詰まらないので途中で寝てしまった。

「2013年の映画のお話し」
映画「映画 中村勘三郎」(東劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年218作目)
第十八代「中村勘三郎」、2012年12月に亡くなったが、2004年の「平成中村座」ニューヨーク講演からの軌跡を辿ったもの。歌舞伎役者は本当に大変だ。全身汗まみれで奮闘する姿には感動すら覚える。

映画「皇帝と公爵」(シネスィッチ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年219作目)
ナポレオンのフランス軍に侵略されたポルトガルで連合国軍の英国軍を率いるウェリントン将軍が立ち塞がる戦いを描く。戦争の悲惨さと恐ろしさがよく分かる。

映画「ハンガーゲーム2」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年220作目)
二匹目の泥鰌を狙った映画。第三弾の制作が予想される展開と終りでした。

映画「ファイア by ルブタン」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年221作目)
靴の裏が真っ赤なハイヒールの製作者「ルブタン」が作ったダンサーを描く実にエロティックな映画でした。全編ヌードでした。ハイヒールしか纏っていない円熟した女性の美には驚かされた。ヌードのイメージが変わった。3D。

2013年12月27日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」の評価は、「パリ、ただよう花」が3つ星、「麦子さんと」が4つ星、「ウォーキング with ダイナソー」が3つ星、「フォンターナ広場」が3つ星、「皇帝と公爵」が3つ星、「キューティー&ボクサー」が4つ星、「ファイアbyルブタン」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」「少年H」「タイピスト」「そして父になる」「かぐや姫の物語」「ゼロ・グラビティー」「永遠のゼロ」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」「風立ちぬ」「クロワッサンで朝食を」「最愛の大地」「スマイル・アゲイン」「サイド・エフェクト」「凶悪」「グランド・イリュージョン」「危険なプロット」「49日のレシピ」「燦燦」「ペコロスの母に会いに行く」「武士の献立」
「鑑定士と顔のない依頼人」

「2013 本の記憶シリーズ」
「黄泉の女」(佐々木 裕一 著)二見時代小説文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年349冊目)「公家武者松平信平」シリーズ第8弾

「鳥の子守唄」(風野 真知雄 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年350冊目)「姫は三十一」シリーズ第5弾

「2014 本の記憶シリーズ」  2013年は350冊読みました。
「エチュード」(今野 敏 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年 1冊目)

「熊本産馬刺し」

「手前勝手世界食物語、第322」
「馬刺し」
今年は「午年」ということで元旦から「馬刺し」を食べた。昨年、熊本の業者に注文したら、こちらの注文数量より少なかったために、再度追加発注したのが、年末に届いた。昨年からの「牛のレバー刺し」が禁止されたことから、馬の「レバー刺し」が大人気で品薄だという。最初500gレバーを注文したのだが、来たのは280gだった。私は500g分の代金を既に振り込んで会ったので、差し引き不足分が送られてきたのだ。写真は馬の「上刺し」だが、霜降りがよく入っていて実に美味しい。熊本の馬の原産地は「カナダ」で、その後輸入されて熊本で育てられているので熊本産ということになるらしい。鹿児島産の甘い醤油で食べました。美味しいね。
以上、正月の東京から勢古口がお送りしました。

「夜の銀座」

「夜の銀座」
3日には有楽町の火事で新幹線はじめ交通網が大混乱だったようだ。有楽町駅のイトシア側にあるパチンコ店とゲームセンターから出火したらしい。いつも抜け道で歩く場所らしい。だから周囲の商業施設は閉鎖された店もあったようだ。しかし、夜の銀座はかなりの人出で今年の景気良さを裏付けるような人の動きだった。外国人観光客で越年した人たちも多かったようだ。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?36」
「家と血筋」
前にもお話ししたが、江戸時代は「家」が大切にされた。だから血筋を残すということより、「家名」を残すことが重要だった。だから「養子」や「側室」或いは「妾」を設けても、家を残すということが大切だった訳だ。武士の場合、先祖の功績によって「扶持」を与えられていたから、主筋から貰える扶持を守るためには家名を継ぐ人が必要だった。現代社会は家が忘れ去られ、個人が重要視されるようだが、果たしてこれでよいのだろうか?三世代家族ということの大切さも忘れてはならないと思うこの頃の私でした。

「川崎大師」

「川崎大師」
元旦は正に「寝正月」の幕開けとなった。殆ど一日何もしないでベッドでごろごろしていた。正月はテレビを観る気もしないし、風呂には3度入った。二日は「箱根駅伝」をテレビで観ながら、横浜の叔母の家に家族全員で向う。駅伝は本当に面白い。有力視されていた選手が突然不調で倒れたり、予想できないドラマ展開がいつも起きる。選手にはすまないが、実に面白い。川崎大師に行く途中、携帯に電話が入った。なんと同期の仲間からだった。アメリカンフットボール日本一を決める「ライスボウル」の会場である東京ドームで待っているのがどうしているのか?とのこと。いけない、日程を間違って明日4日だと思い込んでいた。大変失礼しました。ということでフットボールは観ることが出来なかったが、川崎大師には行くことが出来た。約1時間並んで漸く境内に入れた。「お護摩法要」に出席して、心も新たに今年の「健康長寿と家内安全」を祈った。

「行く年、来る年」

「J  REPORT 2014 1月第1,2週号」
「リタイアメント・ノート 5年7ヶ月目」、
「VOL。828 SINCE AUG.12th、1983」
「行く年、来る年」
「アメ横の賑わい」
大晦日の日に「アメ横」を訪れた。午後だったが、本当に凄い人の数だった。「マグロ」「たらば蟹」「おつまみ」「チョコレート」「貝柱」「数の子」等々正月商品が山と詰まれ、そこに沢山の人が集まり、値引き合戦の様相を示していた。「マグロのおおトロ」が二柵で千円にまでなっていたが、これも裏がありそうで、何マグロなのだろうか?儲けがない訳がないので、何かしらの工夫があるのだろう。それでも人々は安いと納得して買い求めていた。あれだけの人の中で本当に買い物をした人は何人いるのか?大半は私のような「野次馬」ではなかったのだろうか?日本経済も回復基調にあるのだろう?株価も年末にかけて大幅に上げた。外人の買い越しだというが、果たして日本経済は本当に回復するのだろうか?ストックの部分は株高によって景気が良くなったかに見えるが、企業の配当や給与面ではまだまだだろう。ある経済専門家によると、ちょっと違うのではないだろうか?と疑問を呈する人もいたが、取り敢えず財布の紐は緩くなっていた年末のアメ横でした。