「手前勝手世界食物語、第315」

「タイ料理」
日比谷の店がまがい物を出すようになってタイ料理の美味しい店を探していたが、偶然見つけたのが「サイアム・セラドン銀座店」だった。場所は「銀座ベルビア館」、ここは本当に人出が少ない。多分そのうちに撤退してしまうのではないか?と思っている。ちょっと立地条件が悪い。銀座のど真ん中なのに大通りからは離れているし、分かり難いところにあるし、人が集まる要素がない。そんな場所だから店もしょっちゅう変わる。今回のタイ料理店も長く持ってくれればありがたい。さてその料理だったが、卵z外に美味かった。まずは定番の「生春巻」、これも「豚肉」入りと「海老・帆立」入りを頼む。なるほどの味だ。次に頼んだのが写真にある「タイ風メ[セージ」、これはメ[セージの中に「赤唐辛子」が練りこんであった。辛かった!私が辛かったというのだから辛かったのだ。「白身魚と野菜炒め」、最後は「カオャC」という麺入り鳥カレー、これはチェンマイの名物料理だというが、美味しかった。カレールーにタイ料理定番のココナッツミルクが入り、ちょっとピリ辛なのだが、幅広の麺が汁に入っていて、その上に揚げた細い麺が乗っているという具合だが、意外や意外、これが美味しい。地元では屋台料理で店独特の味があるという名物だそうだが、安そうな内容だったが美味しかった。満腹でした。リーズナブルでしたよ。リピーターになりそうだな。
以上、東京から勢古口がお送りしました。来週は「伊勢詣り」です。行ってきます。

「ボート練習」

「晴海運河」に二艘のボートが走っていた。目の前の「東京海洋大学」のボート部だろう。行き交う船もなく、水面を走る姿には清々しさも漂う。正に「スポーツの秋」だ。

「江戸の庶民の生活は楽だったか?28」
「藪蕎麦」
江戸の人たちは今の日本人同様「蕎麦好き」だった。元・N間の末頃(元・P5年、1702年には赤穂浪士の討ち入りが起きている。だからその当時と思えば良い)、雑司が谷の鬼子母神近くの農家が蕎麦を出し、美味いと評判だったという。その場所が「藪之内」というところだったので、誰からともなく「藪蕎麦」と呼ばれるようになったという。所謂「二八蕎麦」は小麦粉と蕎麦粉の配合割合だが、「二八、16文」が蕎麦の一般的な値段となった。江戸では「濃い目の鰹出汁」にちょっとだけ浸して食べるのが粋とされた。「挽きたて、打ちたて、茹でたて」の「三たて」が蕎麦の美味さの持ち味を引き出すのは今も昔も変わらない。さて、「神田の藪蕎麦」は火事の後、どうなったのだろうか?再開はいつになるのだろうか?そんなことを考えているうちに「新蕎麦」の季節になっていた。

「朝焼け」

夏から秋に季節が移り、徐々に気温が下がってくる。そんなある日、朝焼けが東京の空を染めていた。ここのところ「富士山」が見えない。勿論雲が掛かっているからだ。今年の夏は富士山は昨年よりも人出が少なかったらしい。世界自然遺産登録で混むのが分かっていたからかもしれないが、自然も減るよ、無理な登山をすれば。それにしても自然の営みは美しい。朝焼けで気分爽快でした。

2013年の映画のお話し
映画「フローズン・グランウンド」(有楽町スバル座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年171作目)
アラスカで起こった連続女性行方不明事件を追う刑事達と、唯一の被害者で且つ生存者の女性と犯人との葛藤を描く。意外に面白かった。

映画「ランナウェイ」(角川シネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年172作目)
30年前の銀行強盗殺人事件の犯人の一人が逮捕された。そこからまだ逃げている人たちの追及が始まる。その事件を追う一人の新聞記者が独自に犯人を追い求める。果たして真実はどこにあるのか?

映画「ルノワール 陽だまりの裸婦」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年173作目)
画家ルノワールの晩年、南フランスで暮す画家とモデルの女性、そしてルノワールの息子との関係を描く。なかなか美しい映画だった。

映画「R100」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年174作目)
100歳になる監督が作った映画と言うのが前提。SMにのめりこんだ男の物語。女王様と彼のプレーが中心となる。意外な展開だが、なんだかよく分からない映画だった。

映画「ベニシアさんの四季の庭」(シネシャンテ銀座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年175作目)
京都大原在住のイギリス人女性の家族と、彼等の住む自宅の庭に咲く花やハーブを語る。何ともいえない日本らしさが漂う心温まる映画でした。

映画「トランス」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年176作目)
名画を強奪したものの隠し場所を思い出せなくなった男性が催眠治療で思い出すまでを描くが、実に複雑なストーリーで一言で語り尽くせない。奇妙なお話しでした。

日経新聞10月11日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「おしん」が4つ星、「トランス」が4つ星、「天使の処刑人、バイオレット&デイジー」が3つ星、「ムード・インディゴ・うたかたの日々」が3つ星、「陽だまりの彼女」が3つ星、「飛べ!ダコタ」が3つ星、「キッズ・リターン 再会の時」が3つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」「少年H」「タイピスト」「そして父になる」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」「風立ちぬ」「クロワッサンで朝食を」「最愛の大地」「スマイル・アゲイン」「サイド・エフェクト」「凶悪」

「シノプスシ238」
「沈黙の檻」(堂場 瞬一 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年275冊目)

「抱影」(北方 謙三一 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年276冊目)

「籠姫裏普v(上田 秀人 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年277冊目)「妾屋昼兵衛女帳面」シリーズ第5弾

「死もまた我等なり(上)」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年278冊目)
「ケインとアベル」と同じような人の生き方を描くが、ストーリーテラーとしての作者の実力発揮の作品だ。

「死もまた我等なり(下)」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年279冊目)

「春の剣客」(幡 大介ー 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年280冊目)「大富豪同心」シリーズ第13弾

「笑う警官」(マイ・シューヴァル&ベール・ヴァールー 著)角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年281冊目)

「流動の渦」(上田 秀人 著)徳間文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年282冊目)「お髷番承り候」シリーズ第7弾

「DI」(矢月 秀作 著)祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年283冊目)「警視庁暗殺部」シリーズ第1弾

「修羅剣雷斬り」(鳥羽 亮 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年284冊目)「深川狼虎伝」シリーズ第2弾

「同期会」

昭和46年大学卒業の仲間がまた集まった。場所は箱根の強羅。老舗の旅館を経営している同期のO君の協力により安い会費で多いに飲み食べ、そして歌った。当日はゴルフ組が14名、飲み会のみ参加が7名。私はゴルフはもう10年もやっていないし、理由は膝の故障だが、東京からJR、小田急、箱根登山鉄道を乗り継いでやって来た。私が到着したときには既に出来上がっているメンバーもいたが、場所を食堂に移して、まずは「塾歌斉唱」と「乾杯」、食べながら飲みながら自己紹介がてら各自が出身母体の体育会の部の活動状況を説明した。最近脚光を浴びている「フェンシング部」はロンドンオリンピックでの三宅選手の活躍もあり、部員が急増しているという。また高校生で素晴らしい選手が出ているとの話しで力強い限りだった。我が「アメリカンフットボール部」もここまで秋のリーグ戦は4戦全勝だ。さて、写真向って右端、「どてら」を着ているのが私だ。髪の毛が黒いのがせめてもの救いか??学校の応援歌をたくさん歌って発散し尽くした一晩でした。翌日は二日酔いで参りました。

秋の香り

「J  REPORT 2013 10月第3週号」
「リタイアメント・ノート 5年4ヶ月目」、
「VOL。816 SINCE AUG.12th、1983」
「東京スカイツリーの夜景」
なかなかうっとりするようなスカイツリーの夜景だ。色々と色彩も変化するらしいが、ライトアップされた姿が美しい。今年は夏の暑さ、そして秋初頭の雨、また秋の猛暑や台風と気象的には激動の半年だったが、スカイツリー人気はますます絶好調のようだ。これでオリンピックが来るとなれば更に脚光を浴びるのだろう。

「ぎんなん」
ウォーキングの途中、路面で銀杏の実が潰されて、例の強烈な匂いがしていた。足元には踏み潰された銀杏が放つ独特の匂いは秋の香りと言えるのだろう。秋は足音を立てて過ぎようとしている。

「食糧庁の倉庫」
実は私の住むマンションの隣、それも私の部屋の正に2?30mほどの隣に「食糧庁の倉庫」がある。ニュースでここが100億円以上の価値があり、未だに売却されていない「問題不動産だ」と報じられていた。今の今まで沢山の「お米」が保管されていると思っていたら、全くの空だったというから驚きだ。江東区は大学に買ってもらいたいらしいのだが、さてさて思惑通りに行くのだろうか?大切な国有財産だが、空の倉庫だとは知らなかった。無駄だな。

「手前勝手世界食物語、第314」

「沖縄料理」
どうもこのところ、マンネリ化が続いている外食なので、新しい店を開拓しようと試行錯誤している。先日も「銀座ベルビア館」の中の「沖縄料理」の店に行ってみた。沖縄料理のイメージは長寿県「沖縄」を反映して身体により料理だ。最近は長寿県が「長野県」に移ったようだが、依然として高い長寿率を沖縄は誇っているだろう。基本は海産物と豚肉、そして独特の野菜だろう。この店でも色々と沖縄名物料理を頼んだが、どれも美味しいものだった。沖縄の青い空、青い海、温暖な気候を映し出したような料理の数々を堪狽オました。また行ってみよう。
以上、勢古口が秋の色も濃くなりつつある東京からお送りしました。

「ミケランジェロ展」

今、上野の「国立西洋美術館」で開かれている「ミケランジェロ展」に行ってきた。15世紀から16世紀の所謂「ルネッサンス期」の巨匠ミケランジェロの「素描」を中心とした美術展だ。一番有名なのはバチカンの「システィーナ礼拝堂」の天井と壁の「フレスコ画」だろう。フレスコ画とは英語の「フレッシュ」という意味で、「漆喰」を塗り生渇きの段階で絵の具を入れるという、超スピードが必要な画法だ。漆喰が乾くまでに絵を描くというのは本当に大変なことなのだろう。それも礼拝堂の高さ18mの天井に描くのだから、至難の技だと言わざるを得ないだろう。同時代の「ダ・ビンチ」と並び称されるミケランジェロの凄さはこれまでの宗教画の世界を一変させたことなのだろう。システィーナ礼拝堂の天井に描かれたキリスト教の世界、そして礼拝堂の祭壇の後ろに描かれた「最後の審判」の絵、どれも人々を圧倒するものだ。私もシスティ?ナ礼拝堂を過去2度訪れた。しかしこの時はキリスト教の知識が少なく、ただ単に絵を観ただけだった。ヨーロッパを旅行し、キリスト教の話しを聞き、漸く本来の意味を悟ることが出来るようになってから本当だったら訪れたかった場所だ。でもまあまた行く機会はあるだろう。最後の審判の絵に何が描かれているのか?それも漸く分かるようになった。それにしても「ミケランジェロ」と言う人はローマ教皇の思し召しが本当に高かった人だったから、これだけの大事業を任されたのだろう。

「アップル」
先日、銀座の「アップルストアー」に行って、昨年3月発売当初に買った「IPAD」の使い方を教えてもらった。マア、店の人は専門家だから私のような素人には分からないようなことをたくさん言っていた。そして最後は「毎日3階でレクチャーをしてますから、そこで勉強してくれ」というようなことを言われた。そんなことより、キリスト教で「アダムとイブ」というのが人類の祖先としてあるが、「エデンの園」にいたアダムとイブに蛇が禁断の果物「リンゴ」を食べさせたことにより急に知識が増え、頭がよくなり、神によりエデンの園を追放されたということなのだが、それを文字って「アップル社」は「リンゴのかじりかけ」を社のマークにしたという。この意味は「他者よりもりこうだよ」ということらしい。知らなかったなあ、こんなところにもキリスト教の影があったとは。欧米文化を理解するのにキリスト教の知識がないと理解出来ないということを悟らされた出来事だった。

「赤砂岩の家」

「コロンジェ・ラ・ルージュ」と言う町は「赤砂岩」で出来た町だった。町の名は「赤い植民地」というフランス語の意味だと思うが、柔らかい砂岩が鉄分を含んでいて赤くなっている。これと同じようなのが、日比谷の帝国ホテルの外壁にも見られる。殆ど同じような赤色だ。ヨーロッパの「家や城」は基本的に「岩石」で造られている。「教会の尖塔」もそうだし、建物と言えば石造りだ。それと地震がない、少ないから長い間、建物が保存出来る。これも日本と違うところだ。教会の建物を見るとその造られた時代が分かる。壁国「の「ロマネスク様式」ならば、11世紀ないし12世紀以前であり、柱国「の「ゴシック様式」ならば、それ以降の建物といえよう。だからパリの「ノートルダム寺院」はロマネスクだからその年代も創造出来よう。中には回りはロマネスクで内部にゴシック様式を用いている教会も多々ある。これは変革期で作り出した時と完成した時がかなり離れていることが分かる。完成した頃にはゴシック様式が盛んに用いられるようになっていたという両方式併用なのだという。さて、「コンクリートから人へ」と訴えた政党がこけてみれば、今度は規則違反ばかりで安全性を無視したJR北海道が注目されたり、日本の伝統はどこへ行ってしまったのだろう?

「帆船が」

晴海埠頭の帆船がそれも2隻も泊まっていた。大きな帆船だった。ここ晴海埠頭は「東京オリンピック2020」の時には「選手村」が建てられる嵐閧セ。そのためか近くの売り出し中のマンションは多いに売れているという。この選手村を中心にして10km以内に施設の大半が出来るという。それにしてもそれだけ集中させて果たして交通はどうなるのだろうか?大きな道路があるわけでもなし、地下鉄があるわけでもなし、恐らく大混乱か、或いは徹底的な制限を行い、オリンピック関係者以外は通行禁止とかになるのだろうか?心配です。

2013年の映画のお話し
映画「クロニクル」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年165作目)
偶然に超迫ヘを授かってしまった3人の男子高校生がその迫ヘの使い方を間違って事件を起こしてしまうというもの。

映画「エリジウム」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年166作目)
近未来、地球は人口増加で貧民窟となり、裕福な人々は人工衛星内に作られた環境の良い施設「エリジウム」で生活をしていた。放射線を致死量浴び、あと5日で死ぬと宣言された男が、エリジウムに向かい身体を治そうとする。

映画「謝罪の王様」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年167作目)
まあ、喜劇だと思ってみればそれなりに面白い。謝って謝って謝り続けるという物語。

映画「空を飛ぶ金魚と世界のひみつ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年168作目)
童話作家の一家を描く。心優しい物語。博多弁が大活躍。

映画「タンゴ・リブレ」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年169作目)
フランスの監獄に収監されている男の妻がタンゴ教室で知り合った男が実は看守だった。看守は囚人の関係者と付き合ってはならないのだが。タンゴのリズムに乗って囚人達が踊るタンゴのリズム。

映画「パッション」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年170作目)
会社内における女性同士のライバル意識や同性愛、そして妬みが複雑に絡み合い、次々と事件が起こる。最後までどうなるのか分からない。

日経新聞10月4日付け夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「ルノワール/陽だまりの裸婦」が4つ星、「ランナウェイ/逃亡者」が3つ星、「パッション」が3つ星、「マリリン・モンロー/瞳の中の秘密」が3つ星、「R100」が3つ星、「今日子と修一の場合」が3つ星、「少女と夏の終わり」が2つ星でした。

「私の去年2013年の映画の評価は?」
今年の★★★★★は、「舟を編む」「少年H」「タイピスト」「そして父になる」
今年の★★★★は、「シェフ」「アルバート氏の人生」「ライフ オブ パイ」「東京家族」「ムーンライズ・キングダム」「ジャンゴ」「愛、アムール」「ヒチコック」「天使の分け前」「藁の盾」「アイアンマン3」「ラストスタンド」「カルテット」「旅立ちの島唄」「奇跡のリンゴ」「アンコール」「真夏の方程式」「ワイルド・スピード ユーロミッション」「風立ちぬ」「クロワッサンで朝食を」「最愛の大地」「スマイル・アゲイン」「サイド・エフェクト」「凶悪」

「シノプスシ238」
「沈黙の檻」(堂場 瞬一 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年275冊目)

「抱影」(北方 謙三一 著)講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年276冊目)

「籠姫裏普v(上田 秀人 著)幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年277冊目)「妾屋昼兵衛女帳面」シリーズ第5弾

「死もまた我等なり(上)」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年278冊目)

「死もまた我等なり(下)」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年279冊目)

「春の剣客」(幡 大介ー 著)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年280冊目)「大富豪同心」シリーズ第13弾

ミケランジェロ展

「J  REPORT 2013 10月第2週号」
「リタイアメント・ノート 5年4ヶ月目」、
「VOL。815 SINCE AUG.12th、1983」
「フランスの子供」
早朝の街中、次々と自家用車がやってきて、学校の前に停まると小学生が降りてきた。聞くとフランスでは小学生の送り迎えは親の義務で法律で決っているのだそうだ。だから朝と午後の送り迎えのために仮に勤めていても職場を離れてもよいそうだ。子供の送り迎えはやはり誘拐対策らしい。それだけリスクがあるということなのだろう。さて、コンビニで煙草を買っている少年を見た。フランスの中学や高校では教師の面前でも喫煙する子供がいても当たり前なのだそうだ。これも彼我の文化の違いなのか?驚く。まあ個人主義、自由主義の徹底してる国ならではのことなのだろう。煙草を吸うことのデメリットも自分で背負えばよいということか?健康管理も自己責任なのだろう。果たしてそれでいいかどうかは別問題だと私は思うが、皆さんはどうでしょうか?

「聖パウロ」
最近読んだ小説、ジェフリー・アーチャー作「死もまた我等なり」にこんな文章がある。「聖パウロの変心」というものだが、キリスト教を知らないとこの意味が分からない。実はパウロと言うのはローマ市民でキリストを迫害する人たちの一味だったが、キリスト復活後、心を改めてキリスト教に改心したのだが、そんなことを我々日本人で知っているのはほんの一握りだろう。このような言い回しはキリスト教国では常識で聖パウロの変心は急に心をかえると言う意味で使われているという。日本人でキリスト教徒は0.5%だというから知らなくて当たり前だろうが、こういった比喩はたくさんあり、我々はラテン語も含めて知らな過ぎるといえるのだろう。小説にも使われるような比喩を勉強する必要はあるのだろうが。

「秋田竿灯がやって来た」
有楽町駅前に人だかりが出来ていた。なんと「秋田竿灯」がやってきていて、その芸を披露していた。夏八月の祭りだが、最近は出前出張興行もやっているのか?