「ある夜の食事2題」

「手前勝手世界食物語、第436号」
「ある夜の食事1」
中華料理も進化しつつあると感じたのが、この「鮮魚のカルパッチョ」だ。(写真:中華1)

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カルパッチョ自体はイタリア料理で生肉を食べるものだが、近年は鮮魚がカルパッチョになるケースが増えた。勿論イタリア料理でもなのだが、中華料理も次々と色々なカルパッチョを出してきている。特に中華の場合はタレが決め手でオリーブオイルだけでなく、胡麻油等を使ったものが実に美味しい。
次が「小籠包」だ。(写真:中華2)
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これは店によって本当に違う。まずは「技術」だ。包み込み、中のスープが食べるまで逃げ出さないという技術だ。往々にして包みが破れてしまってスープが漏れてしまう。だからといって皮が厚ければよいというのでもない。皮はあくまでも薄く、しかし中身はしっかりと包む。そしてレンゲの上で静かにスープが出てくる。有名店だから完璧かというとそうでもない。職人の技術と食に対する愛情の結晶だと思う一品でした。
次は「骨付きスペアリブ」だ。(写真:中華3)
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これなどは中華というより洋食のジャンルに入るのだろう。ステーキハウスで出てきそうなものだ。どこが中華風なのだろうか?当然手掴みで食べた。
最後が「汁なし坦々麺」。(写真:中華4)
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これもある意味邪道な中華なのだろう。本場四川に果たしてこんなものがあるのだろうか?和製中華と言いたいところだが、味はまあまあだった。ちょっと食べ過ぎました。

「ある夜の食事2」
写真はお皿に盛った料理だが、基本は全て野菜である。(写真:食1)

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最近は肉よりも魚よりも野菜を中心とした食事にしている。野菜7割、その他3割が私には丁度良さそうだ。でも最後に少し御寿司を食べました。(写真:食2)
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それにしても最近は風邪をひく。中々治らない。困っています。
以上、勢古口が東京よりお送りしました。そうそう1月28日は旧暦に元旦でした。所謂春節ですね。