「マルタ島到着」

「マルタ島到着」
キプロスから約2時間20分程でマルタに到着。成田を出てほぼ24時間経っていた。流石に疲れた。南米行きと同じようなものだった。何しろ経由地がドバイとキプロスの2か所だったからだ。今回の格安ツアーは東京、大阪、名古屋から集まっていて合計33名だという。まあビジネスに乗っていたのは十数人だろうか?B777から降りる。(写真13:降機)

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ここもバスだが、ビジネス客専用のバスだ。全員が集合するまでに約1時間も掛かった。ここマルタは1964年まではイギリスの支配下にあったので、道路は左側通行、公用語はマルタ語と英語だという。人口41万人、面積は東京23区の半分ほど、淡路島とほぼ同じだという。EUに加盟しているので通貨はユーロだ。国旗が見えた。白と赤に十字架がある。マルタ十字というらしい。(写真14:国旗)
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勿論ここは敬虔なカソリックの国「マルタ共和国」だ。その昔「聖マルタ騎士団」が十字軍としてやってきて、ここから聖地エルサレム奪還に向かったのだ。その昔はフェニキア人、その後カルタゴ(今のチュニジア)、そしてローマの支配となったが、いずれにしても地中海貿易の重要な拠点だったのだ。ローマの後は長くイスラムの地となり、ノルマン人、スペイン人と続き、聖マルタ騎士団の島となるのだ。彼らはフランスを中心としたヨーロッパ各国の貴族でお金持ちの次男三男が金を出してこの島を買ったのだ。そこで十字軍として戦い、イスラムの国であるオスマントルコを破った歴史がある。島はイタリアのシシリー島の南、アフリカ大陸の北に位置する交通の要衝だ。さてマルタで67か国目の訪問国となった。
何しろ小さな島だからどこに行くにも大した時間は掛からないらしいから、「15分国」と言われているという。15分で行けるという意味だろう。

「イムディーナ城」
島の中央部の小高い丘の上に「イムディーナ」と呼ばれる城郭がある。堀を巡らせた城だ。(写真15:城門)

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由来を記したレリーフがあった。(写真16:レリーフ)
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城門を潜る。(写真17:城門)
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直ぐに小さな教会があった。(写真18:教会)
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城門の内側にはこの城の守護神である「聖パウロ」を刻んだ像があった。(写真19:聖パウロ像)
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広場には観光客目当ての馬車がいて、御者が客待ちをしていた。
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この城郭都市はメインストリートの脇道は細く曲がりくねっている。(写真21:横道)
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これは敵の侵入を防ぐ目的だ。中心部に大聖堂があった。(写真22:大聖堂)
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「聖パウロ大聖堂」だ。壁面には時計と対をなす「カレンダー」があった。(写真23:カレンダー)
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マルタの建物は石灰岩で建てられている。淡いピンク掛かったベージュ色の石だ。城壁の端に立つと眼下に首都バレッタなど海岸の街が見える。今ではこの辺りは有名な避暑地になっている。(写真24:バレッタ)
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大聖堂に入る。5ユーロだった。中々に小さい割には立派だ。床の下には沢山の聖職者たちの墓があるという。正面の祭壇も美しい。(写真25:祭壇)
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ステンドグラスが綺麗だ。(写真26:ステンドグラス)
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(写真27:ステンドグラス)
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祭壇の裏側にパウロが海で遭難しかけた絵があった。有名な人が描いたらしいが、よく聞き取れなかった。(写真28:パウロの遭難)
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「受胎告知」の絵もあった。マリアが大天使ガブリエルより下に描かれているから、まだ普通の人間だった時の絵だという。(写真29:受胎告知)
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この国ではキリスト教はマリア信仰なのだ。(写真30:マリア様)
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神の子イエスを産んだマリア様を信仰の糧としている。大聖堂前の広場の一角に「聖母子像」が刻まれていた。(写真31:聖母子像)
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広場に公衆電話機があった。カード式だ。今時珍しい。(写真32:電話)
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イギリス風なのだろうか。

「孫娘と映画に」
正月明け、孫娘たちがやってきた。そして昨年から頼まれていた映画に孫を連れて行くことになった。「妖怪ウォッチ」というアニメだ。孫は映画を観ながら、歌を歌ったり、新しい妖怪が出てくると名前を教えてくれたりと楽しんでいた。でも疲れますね。(写真:孫と映画を)

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「2017 私の映画鑑賞記録」
「ダーティ・グランパ」(TCみゆき座にて)私的批評眼★★★(今年3作品目)
ロバート・デ・ニーロがお祖父さん役で兎に角エッチな映画でした。

「妖怪ウォッチ」(UC豊洲にて)私的批評眼★★★(今年4作品目)
ホエホエールという鯨を巨大にしたような怪物が空を飛ぶ。それを主人公の少年が妖怪仲間と共にやっつけるというもの。人気漫画のアニメでした。

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日経新聞1月13日(金)の「シネマ万華鏡」の映画評価によれば、「ブラインド・マッサーコ」が4つ星、「パリ、恋人たにの影」が4つ星、「牝猫たち」が4つ星、「本能寺ホテル」が2つ星、「変魚路」が3つ星、「疾風スプリンター」が3つ星、「天使にショパンの歌声を」が3つ星でした。

「私の去年2017年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!!
★★★★★
★★★★

「2017 観劇シリーズ」

「2017 旅の記憶シリーズ」
国内旅行は、
海外旅行は、

「2017 本の記憶シリーズ」
「機は熟せり 下」(ジェフリー・アーチャー 著)新潮文庫 私的批評眼★★★★(今年3冊目)「クリフトン年代記」シリーズ第6段

「邪悪 上」(パトリシア・コーンウエル 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年4冊目)本邪悪上

「邪悪 下」(パトリシア・コーンウエル 著)講談社文庫 私的批評眼★★★(今年5冊目)本邪悪下

「声なき蝉 上」(佐伯 泰英 著)双葉文庫 私的批評眼★★★(今年6冊目)「空也十番勝負」シリーズ青春編本声なき蝉上