「J REPORT 2017 1月第3週号」
「リタイアメント・ノート 8年7ヶ月目」
「VOL。985号 SINCE AUG.12th、1983」
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「旅暦70、マルタ島の旅」
「成田空港からドバイへ」
1月10日火曜日、連休明けだ。夕方に成田からの「エミレーツ航空」のドバイ行きの便でマルタ島に向かう。第2ターミナルのエミレーツ専用のラウンジで白ワインを飲み、ステーキを食べる。今回はエミレーツのビジネスクラス利用で往復30万円、勿論ホテル代や食事代も含めてだから超安いツアーだ。エコノミークラスだと88,000円だ。
ラウンジの中のトイレには、洗い場があった。(写真1:洗い場)
多分礼拝前に身体を綺麗にするためのものではなかろうか?勿論トイレ内に「祈りの部屋」もあった。(写真2:祈りの部屋)
敬虔なイスラムの人たちのためだろう。
ボーイング777の最初の食事は「ビーフシチュー」を頼んだ。(写真3:ビーフシチュー)
ちょっとばかり味が濃い気がする。
夜9:10発で中継地のドバイには日本時間午前8:45着。時差5時間だから、現地時間は午前3:45ということになる。着陸の2時間前に朝食がでた。オムレツを頼んだつもりだったが、何か分からない卵料理が出て来た。(写真4:機内食朝食の卵料理)
「ドバイ国際空港からキプロスへ」
1月11日水曜日
駐機場からバス(ビジネスクラス客専用)で約10分、広い空港を走りに走って漸くターミナルに着く。乗継便まで3時間以上あるから、またまたエミレーツのラウンジに入り、休憩した。すると「礼拝に参加せよ」と伝える祈りの調べのような声によるメロディーが朝の5:45に聞こえて来た。ジュースと軽食でまたまた食事。食べてばかりいるようだ。気温20度ということでターミナルの中は冷房が効いている。ドバイには半日観光も含めて何度かトランジットでも訪れている。エミレーツは資金が沢山あるので、ドバイの空港には多数のボーイングやエアバスの機体が見える。エアバスA380のダブルデッカーの大型機が数機見える。裕福な航空会社だ。我々が次に乗るのもB777-300だ。(写真6:B777)
「キプロスからマルタへ」
ドバイから直接マルタに行くのではなく、途中「キプロス」経由だった。地図を見てもらおう。本来ならばドバイから北西に真っ直ぐ行けばいいのだが、そこは紛争地帯のイラク国境付近、そしてシリア上空となる。従って我々の機は、一路西に飛び、ペルシャ湾を越えサウジアラビアに入った。(写真7:地図)
そのままサウジ上空を経由してシナイ半島まで行く。エジプトだ。(写真8:地図)
そこから北に方向転換してキプロスへと向かう。多分1時間以上ロスタイムがあるだろう。(写真9:地図)
キプロスはトルコの南、シリアの西に位置する島国だ。「キプロス紛争」で有名だが、1955年からの紛争は未だに続いているというのだ。トルコ側が島の東を、ギリシャ側が西を占拠し、間にイギリス軍が細長い緩衝地帯を設けているという不思議な国だ。トルコとギリシャの代理戦争が行われているのだ。キプロスで66か国目の訪問国となった。(写真10:市街地)
キプロスまでドバイから4時間15分、さらに1時間半待ちで、ここからは一路マルタ島に向かう。(写真11:地図)
また機内食が出た。今度は魚にした。(写真12:機内食の魚)