「葛飾北斎美術館」

「J  REPORT 2016 12月第2週」
「リタイアメント・ノート 8年6ヶ月目」
「VOL。979号 SINCE AUG.12th、1983」
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「葛飾北斎美術館」
11月22日に墨田区にオープンしたのが、地元亀沢生まれの江戸時代の浮世絵師「葛飾北斎」を記念する美術館だ。そこで早速訪れてみた。(写真S1:美術館前の信号)

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公園に面した場所にモダンな建物が建てられていた。(写真S5)
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公園にはこの地が北斎の生まれた土地だという看板があった。(写真S6)
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同様に近隣の地図もあった。(写真S7)
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平日だったが、それなりの人が列を作っていた。(写真S8)
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特別展と常設展があり、特別展は今回の目玉の一つ「墨田川両岸景色図」があるが、勿論撮影禁止だ。(写真S1:特別展入口)
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ここまでは撮影可ということで壁の絵を撮ってみた。(写真S2)
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さて、墨田川両岸景色図は、長さ数メートルのもので、1805年に描かれたが、その後不明になっていたのが、近年ロンドンで発見され、お里帰りしたもので、両国橋から、吾妻橋、浅草、山谷堀、日本堤、吉原へと繋がるものだ。更に吉原の遊郭内部の絵も続いているという珍しいものだった。これは観る価値のあるものだ。北斎は西洋の陰影を付けた作風を既に学んでいて、奥行きの深い作品になっていた。
さて、常設展だが一部は写真撮影可で、北斎が娘の於栄と共にいる部屋が再現されていた。(写真S3)
北斎は生涯に90数回も転居している所謂「引越し魔」と言うことで有名だが、基本的にはこの墨田区辺りをうろうろと引っ越していたようだ。出口近くには大画面で両岸景色図を解説するVTRもある。(写真S9)
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墨田区だから近くには「とうきょうスカイツリー」も観える。(写真S10)
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建物は変な形をしている。アルファベットのMかな?(写真S11)
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パンフレットの絵は「富岳三十六景武州玉川」の絵だ。(写真S12)
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常設展で撮影可能だった作品を幾つかご紹介しよう。「あづま与五郎 残雪 伊達与作せきの小万 夕照」(写真H1)
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「賀奈川沖本楚之図」(写真H2)
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「富岳三十六景 神奈川沖浪裏」(写真H3)
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「富岳三十六景 凱風快晴」(写真H4)
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「富岳三十六景 武州玉川」(写真H5)
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「牡丹に胡蝶」(写真H6)
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「百人一首乳母かゑとき 徳丸太夫」(写真H7)
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「貴人と官女図」(写真H8)
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ちょっと狭い感じの施設だが、もう少し充実させる方策を考える必要があるだろう。