「国立西洋美術館より」

「国立西洋美術館より」
最近とみに賑わっているのが、世界遺産登録された「国立西洋美術館」。松方コレクションを中心に数々の絵画が飾られているのが常設展だ。その中で私の好きな絵画をご紹介する。この一年位多分貸し出されていたのだろう、久々に戻ってきたのが「ピーテル・ブリューゲル(子)作 鳥罠のある冬景色」だ。(写真:1)

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凍結した川の上を走り回る人々が生き生きと描かれている。この絵は私の好きな作品の一つだ。そしてピーテルの父「ヤン・ブリューゲル」の「アブラハムとイサクのいる森林風景」(1599年)。(写真:2)
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荒々しい森の中を進む旅人達が描かれているが、力強さを感じさせてくれる絵だ。
宗教画では新規購入された作品で「バルトロメロ・アンフレーディ作 キリスト捕縛」(1613-15年)。(写真:3)
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生生しい人々の顔、キリストとユダ、それに兵士達。迫力ある作品だ。もう一つ、「カルロ・ドルチ作 悲しみの聖母」(1655年)は、美しいマリア様の悲しみが滲み出ている素晴らしい作品だ。(写真:4)
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まだまだあるのだが、徐々にご紹介していこう。それと現物をぜひ上野で鑑賞してみてください。