「神話の世界へ」

「神話の世界へ」
二日目は「高千穂」に行った。神武天皇がここから都へと発ったという神話の世界の地だ。「道の駅」に大きな石の顔があった。女性は「天照大神」が岩戸に隠れた際に外で裸踊りを踊った「あまのうずめのみこと」だ。(写真:12)

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そして男性は怖い顔をしているが、岩戸が少し開いた時、その岩戸を外して投げた「あめのたぢからのみこと」だ。(写真:13)
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ご存知だとは思うが、弟の「すさのうのみこと」が悪さをするので呆れた天照大神は「天岩戸」に隠れてしまい、世の中は暗くなってしまった。実はこれは阿蘇山の噴火によるものではなかったのではないかと言われている。そこで神様達が集まってどうするか協議した時、さきほどの裸踊りが始まり、神様が大いに盛り上がり騒ぎ立てたので岩戸を少しずらして天照大神が顔を覗かせたという。この神話の場所がここ「天岩戸神社」だ。(写真:14岩戸を投げるあまのうずめのみこと)
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因みにこの岩は長野県の戸隠にまで飛んだという。
(写真:15天岩戸神社の鳥居)
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神官に案内されて神社の中に入る。川を隔てた向こう側に神話にある岩戸の洞穴があるのだが、人が入ったことがなく、洞穴は一部崩れているし、草木が入口を塞いでいる。残念ながら撮影禁止だ。実に神秘的な景色だった。河原に下りる。そこは神様達が集まって相談した「天安河原」(あまのやすかわら)だ。(写真:16河原)
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次に訪れたのは「高千穂峡」だ。切り立った岩場の間に渓谷があり、多数のボートが出ていた。綺麗な水面だ。(写真:17水面)
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(写真:18ボート)
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ここは阿蘇山の噴火による火砕流が流れてきて固まった地層だという。面白い地層だった。(写真:19地層)
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それにしても結構な数の観光客来ていたのには驚かされた。次は「高千穂神社」に向う。神社は「本殿」と「神楽殿」で形成されている。この二棟が神社となっている。後は古い木々がご神木として境内にあることだろう。(写真:20神楽殿)
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(写真:21本殿)
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さて高千穂は宮崎県にある。別府温泉からだと大分県を西に行き、一度熊本県に入ってから宮崎県に入ることになる。次の目的地は「臼杵」だ。「大友宗麟」が造った城があり、大友氏滅亡後1600年に「稲葉氏」が入ったという。だが明治初期に城は壊されてしまった。(写真:22臼杵城)
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静かな元城下町だ。時間も5時を過ぎたので慌てて国宝の「臼杵石仏」に行く。岩場に刻まれた仏像群があるという。確かに大きなのと中位のとがあった。(写真:23石仏)
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(写真:24石仏)
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本日も沢山運転した。ホテルに戻ると初日二日で485キロ走行していた。