「ポンピドゥーセンター傑作展」

「J  REPORT 2016 8月第2週」
「リタイアメント・ノート 8年2ヶ月目」、
「VOL。962号 SINCE AUG.12th、1983」
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「ポンピドゥー・センター・傑作展」
上野の東京都美術館、思い出せば「若冲展」で大行列を作った美術館だが、今回は人出もまばら。(写真:2)ポンピ2
20世紀のフランス・アート丸わかりと銘打ったもので「ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで」の20世紀、1906年から1977年までを一年毎に1作品づつ、絵画、彫刻、写真、映像、デザインと幅広く展示していた。写真の左側は1948年の「マティス」の「大きな赤い室内」で、左側は1917年の「シャガール」の「ワイングラスを掲げる二人の肖像」という絵だ。(写真:4)ポンピ4
15世紀の宗教画から連なるヨーロッパの絵画が20世紀に入って如何に進歩し、抽象画に発展して言ったのかを考えさせられた作品群だった。(写真:3)ポンピ3
一番驚いたのは、先日ユネスコの世界遺産になった「国立西洋美術館」を設計した「ル・コルビュジェ」の描いた直線を主体として絵だった。設計だけでなく美術家でもあったのだ。ご存知の通り「ポンピドゥー」はフランスの大統領だった人だ。パリの中心部にある建物で広くフランス文化を紹介しているという。私はまだ行ったことはない。(写真:1)ポンピ1
20世紀が映像の世紀だというのがよく分かる展示物だった。印象的だったのが1945年の作品。と言っても白い壁があるだけ。第2次世界大戦が終わった年だ。有名な歌手(名前を忘れた)の歌声のみが微かに聞こえてくるだけ。荒廃したパリという意味だろうか?

「手術後」
下肢静脈瘤の手術後、スリムフィットというストッキングを履いているのだが、これがきつくて痛くて往生している。また歩くと血液が下り、足が腫れるのか痛みも増す。そんなこんなで余り外出したくないのが本音だ。だからポンピドゥー展に行くのには大変な努力が必要だったことを付け加えます。