六日目:7月9日
観光は今日一日で次の日は帰国日だ。今回は残念ながら大型の動物には会えなかった。そこでロジャース・パスのヴィジターセンターで動物の姿を追ってみた。まず最初は「カリブ」だ。だがほぼこの地域では絶滅の危機だそうだ。(写真59:カリブ)
ここにはたくさんの動物がいる。オオカミ、シマリス、ピカ、鳴きウサギらがいた。(写真60:オオカミ他)
次は「コヨーテ」、「黒熊」、「グリズリー」、「野生の羊」、「エルフ」らだ。(写真61、62,63,64,65:コヨーテ、黒熊、グリズリー、羊、エルフ)
本当に大型動物に遭遇出来なかったのは残念だった。向かうはウィスラーだ。ここはバンクーバーオリンピック時にアルペン競技を行った場所だ。途中の300kmは山越えのかなりきつい道だ。小さな川が流れ、その川に沿って走る。(写真66:川の流れ)
4時間強でウィンスラーに着く。名前の由来は、大陸横断鉄道建設時に建設された街なのだが、この近くの山に「マーモット」が住んでいた。モルモットを大きくしたような高山に住む動物だ。これの鳴き声が「ピー、ピー」とまるで笛のように聞こえたことから、笛「ホイッスル」が街の名前「ウィスラー」になったという。さて、この街は冬場はスキーやスノボーのメッカだ。夏場はというと「マウンテン・バイク」のメッカになる。(写真67:滑走するバイカー)
リフトやゴンドラを使ってライダーとバイクを運び、上から細いコース上を飛ばしてくる競技だ。小さな子供もいたが、凄い人気のようだ。これで冬夏全てがエンジョイ出来る街になったようだ。オリンピックのメダル授与式に使われた場所に来た。(写真68:メダル受賞場所)
その後、山道を歩くウォーキング? 或はトレッキングということで山道を歩く。川がある。(写真69:川)
森の中にはクマの爪痕が生々しく表皮に残っている。小さな爪痕は登る時に、長い爪痕は降りる時に熊が付けたものらしい。(写真70:熊の爪痕)
かなり大きな杉の木が切り倒されていた。昔は林業で栄えた街だったという。その切り株から新しい木が生えていた。凄い生命力だ。(写真71:切り株)
ビーバーが木々を集めて造る「ビーバーダム」も至る所にある。(写真72:ビーバーダム)
巣造りが目的だ。山道は高い木々に葉が茂り、地面まで余り日が差さない。だからコケ類も増える。(写真73:コケ)
キツツキが嘗てくちばしで穴を開けて中の虫を食べた跡が沢山あったらしい。(写真74:キツツキの穴)
花はあちこちに咲いていた。(写真75:湖と花)
近くにはゴルフコースもあり、周囲をお花畑のように花が自生していた。(写真76:花とゴルフコース)
街では汚れたバイカーの姿が目立つ。脛あてやニーパッド、そしてヘルメット姿の泥まみれの人たちが戻ってきていた。(写真77:バイカー)
街中は車通行禁止だ。例外は幾つかある様だが、ゴミ収集車もその一つだろう。可愛らしい車だった。(写真78:ゴミ収集車)