「サンフラワーボウル」

「サンフラワーボウル」
川崎市や川崎区の共催で行われるフットボールの大会だ。慶応義塾大学対中央大学、そして早稲田大学対法政大学の2試合だった。(写真:サンフラワーボウル)

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気温30度近くの暑さでの試合だった。母校の主将であるR君(4年)は昨年度関東大学リーグのリーディング・ラッシャーで、全日本チームに大学生として唯一選抜されたのだが、本日は春の早慶戦での負傷のため出場していない。6月に第2回大学世界選手権がメキシコであり、大学選抜チームにもR君は選ばれているので、怪我をしないために不出場だったようだ。母校からは世界選手権メンバーにDL52番S君(3年)も選ばれている。ゲーム開始早々から母校が押しに押している。写真はハーフライン付近からのラインプレイで中央突破を図り、約5ヤードのゲイン。(写真:ランプレイ1)
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(写真:ランプレイ2)
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(写真:ランプレイ3)
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(写真:ランプレイ4)
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パスプレイも冴えた。右サイドへのロングパスが成功。(写真:パスプレイ1)
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(写真:パスプレイ2)
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(写真:パスプレイ3)
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(写真:パスプレイ4)
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前半終了時点で、母校17:中央6だった。後半はちょっと弛んだプレイも見られたが、ラストクォーターの左サイドへのミドルパスでサイドラインを走りロングゲインし、このシリーズもタッチダウンに結び付けた。(写真:パスプレイ1)
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(写真:パスプレイ2)
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(写真:パスプレイ3)
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(写真:パスプレイ4)
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そして試合終了59秒前にこの時点で、母校24:中央6だったが、次のショート・パスが決り、最終的に母校31:中央6の勝利だった。主力欠場だったが、それでも層の厚さを感じさせた。秋のリーグ戦が楽しみだ。
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私たちが現役でプレイしていた頃とはフットボール自体が違っている。当時私たちのチームは「スプリット・T・フォーメーション」というフォーメーションだったが、今は「ショットガン」と呼ばれるフォーメーションで、QBが後方約5ヤードに下がって位置し、スナップされたボールを受けて、主にパスプレイをするものだ。ショットガンとは散弾銃の意味だから、小さな弾丸が四方八方に散らばるが如く、即ちパスレシーバーが散弾のようにあちこちに走りボールをレシーブするのだ。それと「ハドル」といってプレイする前に円陣を組み、次のプレイをQBが指示するのが過去のスタイルだったが、今はノーハドルでベンチからのサインを見て各プレイヤーは次のプレイを知る方法を使うチームが増えている。覚えるのが大変だから、皆暗号表を見てプレイを判断しているのだ。時代も変った。一番の違いはオフェンスとディフェンスが完全に分業になっている所謂「ツー・プラトン」になっていることだ。我々の時代は大半の選手がオフェンスもディフェンスもフル出場していた。疲労度が全く違う。