「ユニコーンズ、タイに行く、続き」

「J  REPORT 2016 3月第2週」
「リタイアメント・ノート 7年9ヶ月目」、
「VOL。940 SINCE AUG.12th、1983」
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「旅暦65、4度目のタイの旅、後記」
「ユニコーンズ、タイに行く、続き」
「軍事政権」下のタイだということを忘れていた。市民生活になんら不自由がないが、至る所に警察や軍隊がいる。勿論警戒はテロとタクシン派の反撃。民政化への移行の選挙は未定だとか。それにしても何故タイのバンコクはこれほど渋滞するのか?大バンコク圏1000万人の人口に対して公共交通機関が少な過ぎる。従って車社会になってしまっている。電車は日本の20-30分の1ほどしかない。仕方がないから車やバイクで通勤する。これでは交通渋滞になるのが当たり前だろう。そしてもう一つ不思議なのは、信号システムだ。大体最大で3分待ちの信号だから、待つは、待つは、兎に角車は動かない。動き出せば一斉に突入するがの如く走り出し、遠慮なく進路を防ぐ。まあ皆がそれが当たり前と思っているから上手く機能しているのだろが、社会的な損失は大きいと思う。インフラの更なる整備が国の発展のためには必要だろう。(写真:信号待ち)

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タイは農業国だが、日本の自動車メーカーは全て進出しているのだろうから、アジアの輸出基地がタイなのだろう。郊外に出るともう見渡す限りの農地が広がる。ホテルの裏を「エアーポートライン」が走っている。空港と市内中心部を20分ほどで結ぶ。しかし車両数も少ないし、大半は自動車を空港利用者は使っていた。(写真:エアーポートライン)
エアーポートライン
面白いことに朝はニワトリの声で目が覚める。コケコッコーと朝一番にニワトリがなく。ホテルの部屋にも響く位の大きな鳴き声だ。これで目を覚ます。何か日本の数十年前のようなことだ。やがて電車の通過する音もするが、一番はニワトリの鳴き声だというのがバンコクらしいといえばそれらしい。(写真:バンコクの朝)
バンコクの朝
現代文明と仏教文明、それが混ざった微笑みの国、それが「タイ」なのだろう。行きは6時間半だったが、帰りは追風もあり5時間だった。やはりアジアは近い。次回の海外旅行は3S会のスーさんとのスペインが4月だ。

BKKで面白い話しを聞いた。ゴリラの血液型は全てB型だそうだ。B型が一番感染症に対して免疫力があるという。だからヨーロッパ人にはB型が多いという。嘗てコレラ等の疫病で多数の人が死んだ。そして生き残った人たちはB型が多いのだというのだ。たまたま今回の旅のメンバーはAB、A、OでBは私一人だった。

ゴルフ場での最終ホール。ゴルファーが最後のパットを終えて帰ってくると、グリーンの端にキャディーさんが並ぶ。タイのゴルフ場はゴルファー1人にキャディー一人が付く。だから3人ないし4人のキャディーがいるのだが、全員が手を前で合わせ、所謂合掌して頭を下げる。ちょっとした感動だった。