「ライスボウル」

「ライスボウル」
1月3日、東京ドームにて「第69回ライスボウル」が行われた。アメリカンフットボール日本選手権、即ち社会人と大学学生それぞれのチャンピオンが日本一を争う戦いだ。4万人ほどの大観衆が注目する中、社会人代表「パナソニック・インパルス」と学生代表「立命館パンサーズ」の面々が入場、大歓声に迎えられる。儀式として「キックオフ」が副総理の麻生大臣によって行われた。相変わらずの人気のようだ。(写真:キックオフ・セレモニーの麻生氏)

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ゲームはコイントスにより、R(立命館)がキックオフ、P(パナソニック)がレシーブとなった。Pのレシーバーがサイドライン沿いを上手く走りロングゲインした。(写真:キックオフ直後)
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しかし、ゲームは中々上手く進まない。Rはビッグプレーを行うもののレシーブ出来なかったりで、一進一退の硬直化していき、前半はそれぞれフィールド・ゴールでP:R=9:3のロースコアで終了した。ハーフタイムショーは横浜からやってきたバンドが熱演した。(写真:ハーフタイムショー)
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前半は、Rはランニングバック、32番「西村」(2年生)にボールを集中させたが、余りゲイン出来ず。一方Pもランニングバック、24番「ベンジャミン・ドュプリー」(23歳)のランプレーが中心で時々大きくゲインするもタッチダウンには至らず、詰まらないゲームだった。
後半になりそれもラストクォーターになりゲームは動き出す。P:R=15:9で迎えた最終クォーターにまずRがロングパスを成功させ逆転し、P:R=15:19とリードした。R陣営はもう勝利を確信したかのような熱狂振り。しかし、残り時間2分を切り、Pが劇的なビッグプレーを行った。詳しくは新聞にもあるので省略するが、トリッキーなスペシャル・プレーで見事タッチダウンを上げ、22:19で逆転勝ちとなったが、全体的にはレベルが低い試合だった。見応えのあったのは第4クォーターだけだったといえよう。(写真:最終のスコアボード)
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