「エルビスについて」

「エルビスについて」
先週のエルビスの家の紹介の中でエルビスの生まれ年を間違えていた。生まれは1935年、即ち昭和10年だ。亡くなったのは1977年、享年42歳の若さだった。彼が愛したもの一番は勿論「一人娘」は当然だが、車マニアでもあった。エルビスの車博物館にも沢山の車があったが、一番入口にあった小豆色の「オープンカー」が実にエルビスらしい車だと私は思った。あのオープンカーを運転するエルビスが一番似合っていたのではなかろうか?色が実にいい。あれはエルビスしか乗りこなせないと思った。(写真 car)

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「グレースランドにて」
エルビスが22歳の時、10万ドルでこの家を買った。そして死ぬまでここで暮らしたという。彼の最初のレコーディングは18歳、ヒットしたのが19歳、22歳の時には既にスターになっていたのだ。グレースというのは元の持ち主の名前だそうで、地元ではここをグレース・ランドと呼んでいたのでそのまま名称を使用したようだ。中は意外に質素でエルビスのこれまでの生活が分かるような感じだった。色々と彼なりに特徴を出した飾り付けや家具を入れていたが、住みやすそうな家だったといっておく。食堂にはいつも仲間を集めて愉快に食事をしていたようだった。(写真 食堂)
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居間には別れた妻と一人娘の写真があった。妻の浮気で離婚した時に一人娘は妻が引き取ったのだろう。しかしエルビスは決して元妻と娘を忘れたことがなかったのだと思う。だから写真を飾っていたのだ。彼の人生は恵まれていた訳ではなかった。妻はエルビスの乗馬?かテニス?のコーチと浮気したらしい。でも綺麗な人だ。彼女がこのグレースランドを観光客に公開して娘の安定した収入にしたというのは素晴らしい発想だと思う。娘は今も当然今も生きている。(写真 別れた妻と一人娘)
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