「癌闘病記ー第5回」

「癌闘病記―第5回」
抗癌剤の投与を再開させた。医師から「体調は?」と問われたので「絶好調です」と答えた私。食欲もあり体調は万全だ。前回のCT検査では癌は抗癌剤投与中断にも関わらず大きくはなっておらず、変化はないという。だがそろそろ投与の再開だろう。私は積極的だが、むしろ医師の方は副作用の強さを心配していて、当初の投与が10とすれば、前回までが8で、今回行うとすると6程度の強さで再開したいとのことだ。本当は癌と闘いたいという意欲を私はあるのだが、行き過ぎてもいけないので医師の指示通りにすることにしたが、一週間を目途に再度副作用を観た上で再検討するということになった。まあ副作用の恐ろしさはやった者でないと分からないのだが、これからも闘い続けるという意欲を増す私でした。
ところが一番今困っているのが、口の中だ。辛い物、熱いもの等の刺激物が全く受け入れられない。口中が火傷したような状態になり七転八倒することになる。もう辛いカレーや麻婆豆腐等は食べられないかも。情けない話しだ。これも抗癌剤のせいだろうか?