「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「コヴェナント/約束の救出」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年11作目)
2018年アフガンでの出来事。駐留している米軍とタリバンとの戦いで負傷した曹長を現地の通訳が120kmを単独で基地まで運び命を救った。その後通訳の家族はタリバンから懸賞を掛けられ命を狙われる。それを知った米軍の曹長は自らアフガンに救出に向かう。当時現地人の通訳や5万人いたと言われ、米軍撤退後のタリバン政権では多数が殺されたという。

「コットンテール」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年12作目)
ローマ映画祭で賞を獲得した日英合作作品。難病と認知症を併発した妻が苦しみながら亡くなり、遺言でイギリスは湖水地方への散骨をしようとして訪英した夫とその息子夫婦に孫娘。行き違いが数々あり息子と折り合いの悪い父親だったが、苦難を重ねての旅が続く。美しい湖水地方の背景が素晴らしい。

また、3月1日付け日経新聞夕刊「シネマ万華鏡」には、「かづゑ」「すべtの夜を思いだす」「52ヘルツのクジラたち」「コットンテール」「リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング」「FEAST―凶宴」「ARGYLLE/アーガイル」「ストリートダンサー」「K5)ポーカーファエイス/裏切りのカード」「水平線」「瞼の転校生」が紹介されていました。

「2024年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「哀れなるものたち」「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」「コット、はじまりの夏」

★★★★=「枯れ葉」「ゴールデンカムイ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」

「私の2023年に観た映画は98本、星5つは
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

「2024 観劇シリーズ」 2023年の歌舞伎観劇は12度でした。
寿初春大歌舞伎昼の部「常辰歳歌舞伎」と「荒川十太夫」「狐狸狐狸ばなし」を観劇。
一月大歌舞伎「平家女護嶋」(新橋演舞場にて)を観劇。
猿若祭二月大歌舞伎、昼の部を歌舞伎座にて観劇。「新版歌祭文」、「釣女」、「籠釣瓶花街酔醒」の3題目。
三月大歌舞伎、昼の部「菅原伝授手習鑑」、「傾城道成寺」、「小浜御殿綱豊卿」を観劇予定。
四月大歌舞伎、夜の部「於染久松色読販」、「神田祭」、「四季」を観劇予定。

「2024年旅暦」
1月に蕎麦の旅で東北と信州に行きました。
海外には2月にハワイに行きました。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、185冊でした。
「幻月の鬼」(岩室 忍 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★★(今年20作目)「初代北町奉行米津勘兵衛」シリーズ第10弾

「信長餅」(和田 はつ子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年21作目)「料理人季蔵捕物控」シリーズ第46弾

「ほっこり粥」(倉阪 鬼一郎 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年22作目)「人情おはる四季料理」シリーズ第2弾

「幾夜の鈴」(髙田 郁 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★★★(今年23作目)「あきない世伝金と銀」徳月辺下