映画「SP 革命編」(日比谷スカラ座ルにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年38作目)
国会をテロリストが襲う。その中にSP井上の上司がいた。テロリスト達は議場で次々と大臣達の悪事を魔ュ。それはリアルタイムでテレビ放送されていた。そして井上たち一部のSPが反撃に向った。迫力ある映画だった。
映画「昼下がりの情事」(日比谷みゆき座ルにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年39作目)
オードリー・ヘップバーンの美しい姿がなんともいえない。グレゴリー・ペックに年齢が感じられ、オードリーとの若さの差を感じさせられた。舞台はパリ、「ホテル・リッツ」に宿泊するアメリカ人の大富豪Mr・フラナガン。彼の浮気を調べていた私立探偵の依頼主は妻の浮気を確信してフラナガンを銃撃しようとする。それを阻止しようとするのが探偵の娘、ヘップバーン扮する美少女。果たして「午後の愛」は成就するのか?楽しい恋愛コメディーでした。やはりヘップバーンは美しい。
映画「塔の上のラプンツェルン」(有楽座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年40作目)
森の中に高い塔があり、そこに美しい18歳のラプンツェルンという女性が一人で暮していた。毎朝、母親が食事を運んできていた。そこへ宮殿から王冠を盗んだ泥棒の若い男がやって来た。出会った二人は彼女の夢を叶えるべく外の世界へと出発するのだった。冒険と愛の物語、それなりに大人も楽しめます。
日経新聞3月18日夕刊の「シネマ万華鏡」は掲載されませんでした。
「シノプスシ115」(読書シリーズ115)
本「さかしま砂絵 うそつき砂絵」(都築道夫著、光文社文庫) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年59冊目)
「なめくじ長屋」の砂絵師「センセー」が大活躍するシリーズが前半、後半は色々な主人公が入れ替わり立ち代り出てくる小話集。
本「ジョン・マン 怒涛編」(山本一力著、講談社刊) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年60冊目)
幕末、漂流の末、アメリカに渡ったジョン万次郎のお話し。「鳥島」に漂着するまでの物語。山本一力の筆の力も弱くなったというのが私の印象です。余り面白くありませんでした。
本「13時間の未来」上、下(リチャード・ドイィチ著、新潮文庫) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年61、62冊目)
映画化が嵐閧ウれているというが面白い本だった。妻が殺された。そして夫は犯人扱いされて逮捕されてしまう。ところがそこへ不思議な男が現れ、金色の携帯時計を渡す。1時間経過すると突然2時間前に戻るという。これを12回繰り返すからその間に妻が殺される原因を取り消せというのだ。タイムトラベルの全く新しい展開に思わず引き込まれてしまう。お薦めです。