「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ナポレオン」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年91作目)
彼は英雄だったのか、それとも悪魔だったのかを問う。コルシカ生まれのナポレオンはフランス革命時にその手腕を発揮し英軍を破り英雄となり、やがて皇帝にまで上り詰める。しかしロシアとの戦いの末に敗れ去りエルベ島に流される。だが島から脱出して再び皇帝の座に就くが、英独連合軍とのワーテルローの戦いに敗れセントヘレナ島に幽閉されそこで死ぬ。戦いの中で失ったフランス軍兵士は300万人にも及ぶという。アレキサンダー大王やシーザーを目指していたというが、欧州中を侵略し尽くした彼の真意は何だったのか?未だ理解不能だ。

12月8日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では、「VORTEX ヴォルテックス」「映画 窓ぎわのトットちゃん」「ウォンンカとチョコレート工場のはじまり」「市子」「Winter boy」「あの花が咲く丘で、君とまた会えたら」が紹介されていました。

また、12月8日付け日経新聞夕刊電子版「アートレビュー」には、「枯れ葉」「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」「王国(あるいはその家について)」「最悪な子どもたち」「マリの話」「市子」「映画 窓ぎわのトットちゃん」「Winter boy」が紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」「JFK/新証言 知られざる陰謀」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」「怪物」「ミッションインポッシブル/デッドレコニングPART ONE」「こんにちは、母さん」{私がやりました}

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第二部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
鳳凰祭4月大歌舞伎昼の部「新・陰陽師 滝夜叉姫」を観劇。
團菊祭5月大歌舞伎昼の部「寿曽我対面」、「若き日の信長」と「音菊眞秀若武者」を観劇。
6月大歌舞伎昼の部「傾城反骨香」、「児雷也」、「扇獅子」を観劇。
7月大歌舞伎昼の部「菊宴月白波 忠臣蔵後日譚」を観劇。
8月納涼歌舞伎昼の部「新門辰五郎」と「団子売」を観劇。
秀山祭九月大歌舞伎昼の部「祇園祭礼信仰記」「土蜘」「二條城の清正」を観劇。
錦秋十月大歌舞伎昼の部「天竺徳兵衛韓噺」「文七元結物語」を観劇。
吉例顔見世大歌舞伎昼の部「マハーバーラタ戦記」観劇。
十二月大歌舞伎第2部「爪王」と「俵屋玄蕃」を観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。7月に退院後初めての旅は3度目の利尻礼文でした。9月には大人の休日俱楽部パスを利用して、米沢、山形、小諸に蕎麦の旅に、北の味を求めて釧路、更に福岡佐賀に行き、10月には北東北の紅葉へ、11月は南九州と今年4度目の釧路へ、更に11月末から12月にかけて山形、福島の会津若松、宮城の塩釜へと、更に再び福岡と佐賀へ行き、そして4S会で北茨城と岩手陸前髙田にも行く予定です。
海外には8月にハワイに行きました。次の予定は来年の2月にまたまたハワイに行きます。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした。
「死人の口」(千野 隆司 著)文春文庫 私的批評眼★★★(今年175作目)「朝比奈 凛之助捕物暦」シリーズ第3弾

「名門斬り」(氷月 葵 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年176作目)「神田のっぴき横丁」シリーズ第5弾

「老いても現役」(牧 秀彦 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年177作目)「北町の爺様」シリーズ第4弾

「悪逆旗本」(喜安 幸夫 著)徳間文庫 私的批評眼★★★(今年178作目)「仙左とお勢 裏裁き」シリーズ第1弾