「武雄温泉のまねき鮨」

「武雄温泉のまねき鮨」
先日、嘗て同僚だったSS君からメールがあり、「まねき鮨」を訪れて私の話題になったということを知った。通い出して早20年にもなるのが「まねき鮨」だ。私のブログでご紹介してことが何度もある店で地元では有名な店だ。この地方は長崎街道に面していて、江戸から長崎への道筋にも当たり、江戸時代は文明の最先端が通った道でもあった。また北の玄界灘から南の有明海、そして西の五島列島の海からと新鮮な魚介類が上がる土地でもあるのだ。従って内陸部にあるにも関わらず美味い魚が食べられるのが、佐賀の武雄温泉なのだ。(写真:B1)
まずは頂こう。今年初めて獲れたという大村湾の「このわた」に「牡蛎」(写真:B2)
岩塩の上に乗せた「鯛の白身」、スダチを絞って食べる。(写真:B3)
皿の上にあるものをご紹介。「ワカメ」は生のもの。生姜の「ガリ」、伊豆の「山葵」、それに「白身」(写真:B4)
ガリは自家製で手数が掛かっている。ガリの美味さでその店の格が決まると私は思っている。山葵も伊豆産で最近最高賞を取ったものだという高級品だ。辛みと言うか自然の旨味が感じられる一品だ。(写真:B5)「カツオ」(写真:B6)
「赤貝」(写真:B7)
「白子の揚げ出汁」(写真:B8)「カラスミ」(写真:B9)
これも自家製だから凄い。柿色になった美しい姿で実に柔らかく手数が掛っていることが感じられる。こんなものはこの店でしか食べられない。
「トロ」(写真:B10)
嘗ては北海道で大量に獲れたニシンも今は貴重品。そんなニシンの卵から採れたのが「数の子」だが、一度干してカラカラに小さくしたものを戻したものだ。(写真:B11)
この大きさの違いを観てもらいたい。こんなに美味い数の子は食べたことがなかった。普通の数の子はもう食べられないと思った。(写真:B12)
それでは握りに移ろう。ネタはこれらだ。(写真:B13)
「ハマグリ」「小肌」「烏賊」「白身」「鯖」
それぞれに味付けを変えていて何も付けずに頂こう。
「白身」(写真:B14)「小肌」(写真:B15)
「烏賊」(写真:B16)
「ハマグリ」(写真:B17)
「鯖」(写真:B18)
追加で「牛肉」(写真:B19)「マグロのヅケ」(写真:B20)
「玉子焼き」(写真:B21)
もうお腹一杯です。でも東京から来た甲斐がありました。こんな美味しい物や初めて食べたものなど幸せな一日でした。来年も早々に来たいですね。