「今週の映画と本」
「私がやりました」(TCシャンテにて)私的評価★★★★(今年85作目)
フランス映画らしいエスプリの効いた映画だ。時代は1935年。不景気のパリで若く美しい二人の女性ルームメイトがいた。一人は二流女優、もう一人は駆け出しの弁護士。まだ当時は男尊女卑で女性には選挙権もなかった。有名プロデューサーから誘われた女優は愛人になれと言う話しを拒否し逃げ出す。だがそのプロデューサーは銃で殺されていた。彼女が犯人として捕らえられたが、友人の女性弁護士と相談し彼女は罪を自白する。裁判では彼女は演技力を発揮し正当防衛で無実となる。実は彼女は真犯人ではなかった。裁判後、女優は売れに売れて一流へとなる。そこに真犯人を名乗る無声映画時代の古い女優が現れる。さあどうなるのか?
11月10日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では、「ゴジラ 1.0」「私がやりました」「正欲」「法廷遊戯」「蟻の王」「マーベルズ」「駒田蒸留所へようこそ」が紹介されていました。
また、11月10日付け日経新聞夕刊電子版「アートレビュー」には、「理想郷」「蟻の王」「正欲」「花腐し」「映画(窒息)」「ぼくは君たちを憎まないことにした」「法廷遊戯」「映画の朝ごはん」「駒田蒸留書へようこそ」が紹介されていました。
「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」
★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」「怪物」「ミッションインポッシブル/デッドレコニングPART ONE」「こんにちは、母さん」{私がやりました}
「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」
「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第二部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
鳳凰祭4月大歌舞伎昼の部「新・陰陽師 滝夜叉姫」を観劇。
團菊祭5月大歌舞伎昼の部「寿曽我対面」、「若き日の信長」と「音菊眞秀若武者」を観劇。
6月大歌舞伎昼の部「傾城反骨香」、「児雷也」、「扇獅子」を観劇。
7月大歌舞伎昼の部「菊宴月白波 忠臣蔵後日譚」を観劇。
8月納涼歌舞伎昼の部「新門辰五郎」と「団子売」を観劇。
秀山祭九月大歌舞伎昼の部「祇園祭礼信仰記」「土蜘」「二條城の清正」を観劇。
錦秋十月大歌舞伎昼の部「天竺徳兵衛韓噺」「文七元結物語」を観劇。
吉例顔見世大歌舞伎昼の部「マハーバーラタ戦記」観劇。
十二月大歌舞伎第2部「爪王」と「俵屋玄蕃」を観劇予定。
「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。7月に退院後初めての旅は3度目の利尻礼文でした。9月には大人の休日俱楽部パスを利用して、米沢、山形、小諸に蕎麦の旅に、北の味を求めて釧路、更に福岡佐賀に行き、10月には北東北紅葉の旅でした。
11月は南九州と、更に今年三度目の釧路へ1週間行きます。11月末から12月にかけて山形、福島の会津若松、宮城の塩釜へと、12月は更に再び福岡と佐賀へ、そして4S会で北茨城と岩手陸前髙田にも行く予定です。
海外には8月にハワイに行きました。次の予定は来年の2月にまたまたハワイに行きます。
「2023 本の記憶シリーズ」 2022年の読書数は、283冊でした。
「凍て雲」(坂岡 真 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年165作目)「うぽっぽ同心十手綴り」シリーズ第4弾
「迷いの果て」(喜安 幸夫 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年166作目)「新・木戸番影始末」シリーズ第7弾