「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「SISU/不死身の男」(UC豊洲にて)私的評価★★★(今年82作目)
1944年のフィンランド。ソ連軍に家と家族を破壊された男の復讐劇。その対象となったのがナチス軍。どんなことをしても死なないという不死身の男が次々とナチスを殺していくというはちゃめちゃなお話し。SISUとはフィンランド語で絶対に死なないという意味らしい。

「ドミノ」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年83作目)
人間の脳を操る超能力を得た人たちを利用して政府機関が人類を支配しようとするが、それに反抗する超能力者たちの争い。現実と仮想空間の境が分からなくなるから不思議だ。

「サタデー・フィクション」(HTC有楽町にて)私的評価★★★(今年84作目)
1941年12月の1日から7日までの出来事を描く。処は上海の租界。当時の英仏租界では有名な女優が主演する劇が公演前だった。そこで繰り広げられる諜報合戦。日本軍はどこに攻め込もうとしているのかを巡る英仏対日本軍の戦いだった。

10月27日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では、「愛にイナズマ」「サタデー・フィクション」「理想郷」「火の鳥 エデンの花」「ドミノ」「SISU/シス 不死身の男」「唄う六人の女」が紹介されていました。

また、10月27日付け日経新聞夕刊電子版「アートレビュー」には、「私がやりました」「愛にイナズマ」「こいびとのみつけかた」「ドミノ」「Bi Gan/ビーガン」「海鳴りがきこえる」「青すぎ、青」「唄う六人の女」「さよなら ほやマン」「パトリシア・ハイスミスに恋して」「サタデー・フィクション」が紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」「怪物」「ミッションインポッシブル/デッドレコニングPART ONE」「こんにちは、母さん」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第二部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
鳳凰祭4月大歌舞伎昼の部「新・陰陽師 滝夜叉姫」を観劇。
團菊祭5月大歌舞伎昼の部「寿曽我対面」、「若き日の信長」と「音菊眞秀若武者」を観劇。
6月大歌舞伎昼の部「傾城反骨香」、「児雷也」、「扇獅子」を観劇。
7月大歌舞伎昼の部「菊宴月白波 忠臣蔵後日譚」を観劇。
8月納涼歌舞伎昼の部「新門辰五郎」と「団子売」を観劇。
秀山祭九月大歌舞伎昼の部「祇園祭礼信仰記」「土蜘」「二條城の清正」を観劇。
錦秋十月大歌舞伎昼の部「天竺徳兵衛韓噺」「文七元結物語」を観劇。
吉例顔見世十二月大歌舞伎昼の部「マハーバーラタ戦記」観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。7月に退院後初めての旅は3度目の利尻礼文でした。9月には大人の休日俱楽部パスを利用して、米沢、山形、小諸に蕎麦の旅に、北の味を求めて釧路、更に福岡佐賀に行き、10月には北東北紅葉の旅でした。
11月は南九州と、更に今年三度目の釧路へ1週間行きます。11月末から12月にかけて山形と、福島の会津若松、宮城の塩釜へと、12月は更に再び福岡と佐賀へ、そして4S会で北茨城と岩手陸前髙田にも行く予定です。
海外には8月にハワイに行きました。次の予定は来年の2月にまたまたハワイに行きます。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした。
「鬼を斬る」(岩室 忍 著)中公文庫 私的批評眼★★★(今年159作目)「剣神 神夢想流林崎甚助」シリーズ第3弾

「オレたちバブル入行組」(池井戸 潤 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年160作目)「半沢直樹」シリーズ第1弾

「オレたち花のバブル組」(池井戸 潤 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年161作目)「半沢直樹」シリーズ第2弾

「ロスジェネスの逆襲」(池井戸 潤 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年162作目)「半沢直樹」シリーズ第3弾

「銀翼のイカロス」(池井戸 潤 著)講談社文庫 私的批評眼★★★★(今年163作目)「半沢直樹」シリーズ第4弾

「越中なさけ節」(倉阪 鬼一郎 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年164作目)「小料理のどか屋人情帖」シリーズ第39弾