映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★(今年90作目)
AKB48前田敦子さん主演の映画だが、本来はベストセラーの「もしドラ」の内容が希薄になり、ただのスポ根映画になってしまっていた。ドラッガーの主張する動機付けが薄れてしまい味のないコーヒーのような映画だった。AKBファンしか観ないのではないか?
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年91作目)
副題「命の泉水」、主演は勿論ジョニー・デップ。今回は相手役がペネロペ・クルス。まあお話しはどうでもいいが、3D作品だ。本来ならば上映されたその週に観るのだが、松竹株主でも3Dは一人2000円なので6月以降にずらしたのだ。6月からは株主優待ポイント15点でただになる。2000円と0円は大きいので6月まで待った次第なのだった。
映画「クロエ」(日比谷シャンテシネにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年92作目)
大学教授である夫が浮気をしているのではないか?と疑問を持った妻は、美しい売春婦の「クロエ」という女性に夫を誘惑してくれるように依頼する。その結果、クロエからの報告によれば夫と浮気したとのことだった。妻は夫を追及するが、夫は否定。そのうちに妻はクロエと関係を持ってしまう。更にクロエは大学生の息子まで誘惑してしまうのだった。複雑な関係はどうなるのか?大人向きの映画でした。
映画「第三の男」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年93作目)
流石名作だ。古い白黒映画だが色褪せていない。ウィーンにやって来たアメリカの作家は友人が死んでいて、その葬儀に立ち会うことになる。ところがトラックに轢かれた現場では二人の友人のほかにもう一人、即ち第三の男がいたことが判明する。時代は戦争直後、ウィーンは連合国軍に分割統治されていた。友人の恋人に惚れた作家は真相を知ろうとするが、駐留米軍から知らされたことは友人が犯罪者だったということだった。だが死んだと思われていた友人は実は生きていたのだった。ウィーンを巡って起きた不可思議な事件。第三の男は存在しない人物であり、死んだと思われていた友人は生きていたというお話し。最後の下水道での追跡劇が盛り上がる。
映画「パラダイス・キス」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年94作目)
有名進学校の3年生の女子生徒「紫(ゆかり)」はここのとろこ成績が下がり気味。そんな折、ファッションショーのモデルにスカウトされる。それは服装学園の卒業記念ショーのモデルだった。そこで出会ったデザイナー志望の男性「ジョージ」とその仲間達とでショーに挑む。進学をするのか、モデルの道を選ぶのか?悩むゆかり。ジョージはパリに発っていく。メロドラマでした。
日経新聞6月10日夕刊の「シネマ万華鏡」の評価は、「奇跡」が3つ星、「やさ侍」が4つ星、「X?MEN」が3つ星、「赤ずきん」が3つ星、「テンペスト」が3つ星、「アリス・グリードの失踪」が4つ星、「星守る犬」が3つ星でした。
「シノプスシ128」(読書シリーズ128)
本「逃げ水の坂」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年148冊目)
「口入屋用心棒」シリーズ第1作目。姿を消した妻を捜しに江戸に出てきた「湯瀬直之進」は口入屋「米田屋」の用心棒となる。そこで次々と起こる事件に命を掛ける。
本「古着屋総兵衛影始末 知略」(佐伯泰英著、)新潮文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年149冊目)
書き直しシリーズ8作目。京都に上った総兵衛は柳沢吉保の陰謀を魔ュことになる。
本「匂い袋の宵」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年149冊目)「口入屋用心棒」シリーズ2作目。
本「鹿威しの夢」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年150冊目)「口入屋用心棒」シリーズ3作目。
本「夕焼けの甍」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年151冊目)「口入屋用心棒」シリーズ4作目。
本「春風の太刀」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年152冊目)「口入屋用心棒」シリーズ5作目。
本「仇討ちの朝」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年153冊目)「口入屋用心棒」シリーズ6作目。
本「野良犬の夏」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年154冊目)「口入屋用心棒」シリーズ7作目。
本「手向けの花」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年155冊目)「口入屋用心棒」シリーズ8作目。
本「赤富士の空」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年156冊目)「口入屋用心棒」シリーズ9作目。
本「雨上りの宮」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年157冊目)「口入屋用心棒」シリーズ10作目。
本「旅立ちの橋」(鈴木英治著、)双葉文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年158冊目)「口入屋用心棒」シリーズ11作目。
居なくなった妻「千勢」を「湯瀬直之進」は見つけるが、再び元の鞘には戻れそうにない。それよりも湯瀬を狙う暗殺者「倉田佐之助」との相次ぐ戦いは決着つかない。更にどうも妻と本来は仇の佐之助は互いに惚れあってしまったようなのだ。お家騒動は湯瀬の活躍もあり無事終了するが、襲い掛かる刺客は果てない。遂に本当の悪者が分かった。なんと黒幕は幕府の老中だったのだ。