「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「トランスフォーマー  ビースト覚醒」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年62作目)
ご存じ自動車がロボットに変身するのだが、今回は地球外の猛獣たちも仲間になり、凶悪な敵と戦うというもの。まあ色々と考えるねえ!

「ふたりのマエストロ」(HTC有楽町にて)私的評価★★★★★(今年63作目)
小さな宝石箱のようなフランス映画だった。ヴィクトワール賞を獲得した若手のマエストロは息子と一緒に暮らす。離婚した妻は彼の仕事上の代理人。一方彼には若いヴァイオリニストの恋人がいる。そこに舞い込んできたのがミラノのスカラ座の音楽監督就任の依頼だった。しかし伝えられたのは彼の実の父親のベテラン・マエストロで父親はそのニュースに舞い上がってしまった。単純なミラノ側の秘書の間違いだった。そこから起きる事件をフランス流のエスプリの効いた話しの展開となる。心温かく且つ笑いに溢れた映画だった。

8月25日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「春に散る」「オオカミの家」「アステロイド・シティ」「#ミトヤマネ」「イ・チャンドン アイロニーの芸術」「ファルコン・レイク」「卒業~Tell the World~I LoveYou」が紹介されていました。

また、8月25日付け日経新聞夕刊電子版「アートレビュー」には、「春に散る」「あしたの少女」「天国か?ここは」「君は行く先を知らない」「イ・チャンドン アイロニーの芸術」「シーナ&ロケッツ 鮎川誠~ロックと家族の絆」「ファルコン・レイク」が紹介されていました。

「2023年の映画で私が良いと思ったのは」
★★★★★=「ドリーム・ホース」「SHE SAID その名を暴け」「生きる LIVING」「パリタクシー」「クロース」「ふたりのマエストロ」

★★★★=「The First Slam Dunk」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」「母の聖戦」「エンドロールのつづき」「バビロン」「逆転のトライアングル」「シャイロックの子供たち」「オットーという男」「ロストケア」「ザ・ホエール」「怪物」「ミッションインポッシブル/デッドレコニングPART ONE」

「私の2022年に観た映画は105本、星5つは
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」

「2022 観劇シリーズ」 2022年の歌舞伎観劇は12度でした。
歌舞伎座新開場十周年 壽 初春大歌舞伎第二部「壽恵方曽我」と「人間万事金世中」を観劇。
2月大歌舞伎第二部「女車引」と「船弁慶」を観劇。
3月大歌舞伎観劇第二部「仮名手本忠臣蔵・十段目」と「身替座禅」を観劇。
鳳凰祭4月大歌舞伎昼の部「新・陰陽師 滝夜叉姫」を観劇。
團菊祭5月大歌舞伎昼の部「寿曽我対面」、「若き日の信長」と「音菊眞秀若武者」を観劇。
6月大歌舞伎昼の部「傾城反骨香」、「児雷也」、「扇獅子」を観劇。
7月大歌舞伎昼の部「菊宴月白波 忠臣蔵後日譚」を観劇。
8月納涼歌舞伎昼の部「新門辰五郎」と「団子売」を観劇。
秀山祭九月大歌舞伎昼の部「祇園祭礼信仰記」「土蜘」「二條城の清正」を観劇予定。

「2023年旅暦」
1月に釧路7日間の旅に行き、2月には道東オホーツク3日間の旅をしました。7月に退院後初めての旅は3度目の利尻礼文でした。8月には成田に鰻を食べに行く予定。9月には大人の休日俱楽部パスを利用して、米沢、山形、松本、小諸に蕎麦の旅に行く予定。
海外には8月にハワイにいく予定です。

「2023 本の記憶シリーズ」  2022年の読書数は、283冊でした.
「さむらい魚」(和田 はつ子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年115作目)「料理人季蔵捕物控」シリーズ第45段

「ご隠居同心」(永井 義男 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年116作目)「ご隠居同心」シリーズ第1段

「土下座奉行」(伊藤 寿也 著)小学館文庫 私的批評眼★★★★(今年117作目)「土下座奉行」シリーズ第1段

「裏切り」(稲葉 稔 著)光文社文庫 私的批評眼★★★★(今年118作目)「隠密船頭」シリーズ第11段

「母子草」(辻堂 魁 著)祥伝社文庫 私的批評眼★★★★★(今年119作目)「風の市兵衛 弐」シリーズ第32段