「手前勝手世界食物語、第211話」

「築地・丸清の鰻」
インターネットで見たら東京都内の人気鰻店の一番は南千住の「尾花」、そして2位が築地の「丸清」とあったので、早速行って見た。開店が午前11時半とのことだったので丁度ぴったしに行ったら既に先客あり、辛うじてカウンター席に座れた。カウンターが7席、テーブル席で10席と小さな店だ。店の主人が自慢げに「うちの店は宣伝しないんだけれど、インターネットで誰かが教えてから混んで混んで困る」と言っていた。私は2800円の「臣」というのを頼んだ。一番上が「大君」@3800円で大きな鰻が2匹だとか。そして次が@3400円で大きな鰻1匹と普通の鰻が1匹。いずれにしてもご飯の上に2段に鰻が乗っているという勘定だ。次が私の注文したものでこれは普通の鰻1.5匹で1段半、@2800円だ。一番安いのが@2400円で普通の大きさのが1匹乗っているという感じなのだという。デジカメで写真を撮ったら「断ってから撮って下さい。うちのものだから」ときた。これで完全に切れました。「ちょっとお高くない?なんだい、ちょっと売れた位で調子に乗り過ぎていないか?」鰻は愛知県産だというが注文を受けてから蒸してタレに浸けて焼き上げる。目の前に既に下焼きしてある鰻の串が4?50本並んでいたが、これがなくなると店終いだとか。後から後からお客がやってきて私が店を出た正午には店内は一杯、そとに10人以上並んでいました。しかし、ちょっと気に食わない店でした。二度と行かないよ。さて、暑い内に南千住まで足を伸ばして「尾花」にでも行こうか?それとも江戸橋の「大江戸」にでも久し振りに行って見ようかと思ってます。その時はまたご報告致します。
以上、若干涼しい東京からお送りしました。

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