ヴェネッイア展

「J REPORT 2011 10月第2週号」
「リタイアメント・ノート 3年目4月目」 「VOL.708 SINCE AUG. 12th、1983」
「ヴェネツィア展」
両国の「江戸東京博物館」で開かれている「ヴェネツィア展」に行って来た。作家「塩野七生さん」の本でよく知っているつもりだったが、改めてその都市の奥深さを知らされた。写真の絵の右側は「二人の貴婦人」の絵の作者は「ヴィットーレ・カルパッチョ」だ。イタリア料理の生物を薄切りにしてサラダの上に乗せ、オリーブオイルを掛けて食べるあの「カルパッチョ」を生み出した人らしい。実はこの絵、元々は扉に描かれていた4分割された一部だという。この絵の上の部分はニューヨークにあり、ラグーナで狩をしている数名の男性たちの絵だという。彼ら、夫か恋人かを待つ貴婦人たちだという。まだ左側の扉の絵は見つかっていない。なるほど。さて写真の左側の絵はヴェネツィアの象徴である「サン・マルコのライオン」と言う絵で、聖書を持つ羽のあるライオンだ。海運国家だったヴェネツィアの熟覧期を堪狽ナきますよ。ヴェネツィアの約1000年に亘る歴史は、多量な松杭の上に立てられた人工的な都市国家だったが、19世紀初頭、ナポレオンに征服されてその幕を降ろした。しかし、そこに残されたのは正に1000年の歴史の積み重ねだった。

「人種間違い」
今から20年も前になるが、出張でシンガポールから成田まで「シンガポール航空」のビジネスクラスに乗っていた時のことだ。隣のアメリカ人が私を通り越して、通路反対側の同じくアメリカ人男性と話し始めたので、「席を替わりましょうか?」と私が言うと、「いや、いいですよ」と言った後、私に「タイ人ですか?」と聞いてきた。「日本人だ」というと納得したのか、大体成田行きの便ですから日本人が乗っていて当たり前でしょうに。さて先日の韓国からの帰りの大韓航空機便、隣には韓国人男性がいた。丁度ドアのところの席だったので、座席前は広く開いていた。そこへフライトアテンダントがやってきて朝鮮語で私に話しかけてきたので、私は「朝鮮語は分からない」と英語で言った。そしたら彼女は私に「中国人ですか?」と聞くのです。「違います、日本人です」と答えたのですが、私はまずは韓国人に、そして次は中国人に見られるのでしょうか?中国旅行中もよく地元の人から中国人と間違えられ中国語で話しかけられることが度々あるのです。私は日本人には観られないのでしょうか?それとも変な叔父さん?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。