「手前勝手世界食物語、第234話」

「パリの下町食堂」
という名の店に初めて行った。これもまた歌舞伎座の裏にある。銀座の店は日曜休日は休みのところが多いのだが、この店はやっていた。正にその名の通りパリの下町にありそうな店だ。店も混んでいたが、ワインとコース料理を頼んだ。その中からこの店の名物料理の一つ「カナダ産オマール海老のブイヤベース」をご紹介しよう。コース料理2品@3129円の一品だ。穴子や舌平目などの魚介類を10時間以上煮込んだものだというが、スープはまあまあだった。勿論海老は殆ど食べるところがないから、出汁だけ味合うことになる。替わりにめったやたらにジャガイモが多かった。ジャガイモで腹を膨らせる戦法とみた。その他人気の豚肉は売り切れていた。さて、この店、リピーターになるのがよいのかどうか迷っている。今一つパンチが感じられなかったからだった。
来週は17日から21日まで北海道東北の汽車の旅に出ます。
以上、勢古口が寒さ厳しくなった東京からお送りしました。

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