映画

映画「天守物語」(東劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年14作目)
「シネマ歌舞伎」2009年7月歌舞伎座での公演を収録したもの。「泉鏡花」原作の物語を「坂東玉三郎」と「市川海老蔵」らが演じた。姫路城天守閣に住む「富姫」の元に妹が会津からやってくる。その手土産は自らの夫の首だった。不可思議な物語でした。

映画「J・エドガー」(丸の内ピカデリーにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年15作目)
FBIで48年間、8代の大統領に仕えた男。大統領をも恐れさせたといわれている男の半生を描く。国の安全に全人生を費やした男のお話し。これは観る価値あり。特にハリウッドのメイキングは凄い。主演のデカプリオが20代から70代までを演じている。

映画「三国志英傑伝 関羽」(ヒューマントラスト有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年16作目)
曹操に捕らえられた関羽が劉備の妻になる女性を送り届ける旅での次々と起こる危機を乗り越える姿を描く。

映画「マイ・ウェイー 12,000マイルの真実」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年17作目)
日本が植民地支配していた京城(現ャEル)でマラャ唐ナ競い合う若い日本人と朝鮮人。彼らは日本軍として出征しノモンハンで・A軍に捕らえられる。そこからシベリアの収容所、・A軍として対ドイツ戦線、更にドイツ軍としてノルマンディーで戦うことになった。戦闘シーンは確かに凄い。

映画「しあわせのパン」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年18作目)
北海道は洞爺湖。湖畔でペンションを営む夫婦。そこの四季に合わせて訪れる人々との交流を、主人が自ら焼き上げる美味しいパンを通じて描く。心温まるドラマでした。

映画「グッド・ドクター」(銀座シネパトスにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年19作目)
一年目の研修医はそれこそ「グッド・ドクター」になろうと必死で働いていた。そんな彼の患者に一人の女子高校生がいた。入院していた彼女に惚れてしまった彼は一度退院した彼女をもう一度再入院させた。その後、退院させまいとして色々な手を打つうちに彼女が死んでしまった。その時先輩の医師からは「一人患者を死なせて、漸く医師として一人前になるんだ」ということだった。良い医者とはどんな医者なのか?まだまだ疑問は続く。

日経新聞2月3日夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「ニーチェの馬」が4つ星、「最高の人生をあなたと」が3つ星、「ペントハウス」が3つ星、「マシンガン・ブリーチャー」が3つ星、「レイトオータム」が3つ星、「日本列島 いきものたちの物語」が3つ星、「東京プレーボーイクラブ」が3つ星でした。

「シノプスシ160」
本「べっぴん」(諸田 玲子 著) 文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年26冊目)「あくじゃれ瓢六捕物帖」シリーズ3
長崎生まれの「瓢六」は実に頭がいい。そのため一度捉えられて牢屋に入ったのだが、北町奉行所の知恵袋となって活躍する。

本「弥勒の月」(あさの あつこ 著) 光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年27冊目)
本「夜叉桜」(あさの あつこ 著) 光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年28冊目)
本「木練柿」(あさの あつこ 著) 光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年29冊目)
同心「木暮信次郎」、岡っ引き「伊佐治」らが活躍する捕物帳。また一人素晴らしい作家に巡り会った。「あさのあつこ」さん、頑張れ、応援します。

本「雨月の道」(稲葉 稔 著) 幻冬舎文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年30冊目)
「よろず屋家業」シリーズの1作目でした。先に2作目を読んだので逆に読むことになりました。

本「きりきり舞い」(諸田 玲子 著) 光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年31冊目)
「東海道中膝栗毛」の作者「一九」が父と言う娘「舞」の物語。出てくる人々は父を含めて奇人変人ばかりだ。19歳の舞は結婚を焦っていた。

本「雲竜」(鳥羽 亮 著) 角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年32冊目)
「火盗改鬼与力」シリーズ1作目。「火付盗賊改」の与力、「雲井竜之介」が江戸の町を走る。

本「プリズン・トリック」(遠藤 武文 著) 講談社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年33冊目)
「第55回江戸川乱歩賞」受賞作。市原の交通刑務所で受刑者が殺された。そして一人の受刑者が逃げた。事件は意外な展開になる。密室殺人なのか?動機は?最後にどんでん返しが待っていた。

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