「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「グリーン・ナイト」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年99作目)
あるレジェンドの物語。作者不詳。中世のある王国。グリーン・ナイトがやってきて戦いを挑む。それに立ち上がった一人の男。ナイトの首を切り落とすが、その首は来年のクリスマスに北へ6夜行ったところで再戦をしようという。男はそのクリスマスに向けて旅に立つ。旅は苦難の連続。男に求められたのは騎士になる資質であり、勇者としての誇りだった。果たして男は行き着くのだろうか?

「人生クライマー」(角川映画有楽町にて)私的評価★★★(今年100作目)
日本人として最高のクライマーと言われている山野井氏のドキュメント映画だ。単独登頂を目指す彼は手足の指を10本も凍傷で失っているが、山に対する熱意に変化はない。凄い人がいたものだ。

12月2日付け読売新聞夕刊の「All that Cinema」では「あのこと」、「ミスター・ランズベルギス」、「月の満ち欠けが紹介されていました。

また2日付け日経新聞夕刊の「アートレヴュー」の評価は、「ミスター・ランズベルギス」が5つ星、「あのこと」が5つ星、「フットゴット」が4つ星、「泣いたり笑ったり」が3つ星、「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」が3つ星、「月の満ち欠け」が3つ星、「光の指す方へ」が3つ星、「I AM JAM ピザの惑星危機一髪」が2つ星、でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」「アキラとあきら」「アバター3Dリマスター」「RRR」「ザ・メニュー」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」「親愛なる同志たちへ」「トップガン マーヴェリック」「アルピニスト」「ボイリング・ポイント」「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」「ロッキーVSドラゴ」「異動辞令は音楽隊!」「アイ・アム まきもと」「ダウントン・アビー」「MONDAYS」「犯罪都市 The Roundup」「土を喰らう十二カ月」「ミセス・ハリス、パリに行く」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇。「荒川の佐吉」&「義経千本桜」
5月大歌舞伎第2部を観劇。「暫」&「土蜘」
6月大歌舞伎第2部を観劇。「信康」・「勢獅子(きおいじし)」
7月大歌舞伎第2部を観劇。「夏祭浪花鑑」=主演は海老蔵。「雪月花三景」=海老蔵、ぼたん、堀越勘弦の親子
納涼8月大歌舞伎第2部観劇。「安政奇聞佃夜嵐」「浮世風呂」
秀山9月大歌舞伎第2部を観劇。「松浦の太鼓」「揚羽蝶繍姿」
芸術祭十月大歌舞伎第2部を観劇。「祇園恋づくし」「釣女」
十一月吉例顔見世大歌舞伎、十三代目市川團十郎襲名、八代目市川新之助初舞台の昼の部を観劇。「祝成田櫓賑」「外郎売」「勧進帳」
十二月大歌舞伎 市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿披露 八代目市川新之助初舞台を観劇予定。

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本、長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、3月に北海道・釧路、そして石川・橋立、4月は札幌に、信州(松本、長野)と東北(米沢)に、6月には宮古島へ、下旬には釧路に避暑、8月には長岡に花火見物に、9月には今年4度目の北海道へ、10月には都民割で迎賓館見学に、11月には4S会で新潟北陸に、また11月末から12月始めには大人の休日俱楽部パスを利用して東北、信州への蕎麦の旅に行きました。
12月には八重山諸島や、北陸と岐阜へ行く予定です。
また海外にはハワイに8月と11月に行き、次のハワイは家族連れで34度目を2023年5月の予定です。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした.
「商う狼」(永井 紗耶子 著)新潮文庫 私的批評眼★★★(今年259目)「江戸商人 杉本茂十郎」

「家康が最も恐れた男たち」(吉川 永青 著)集英社文庫 私的批評眼★★★(今年260目)

「恋人ながし」(坂岡 真 著)中公文庫 私的批評眼★★★★(今年261目)「うほっぽ同心十手綴り」シリーズ第2段

「大河の剣 六」(稲葉 稔 著)角川文庫 私的批評眼★★★(今年262目)「大河の剣」シリーズ第6段

「陰戦」(上田 秀人 著)角川文庫 私的批評眼★★★★(今年263目)「高家表裏譚」シリーズ第6段

「獄門首に誓った女」(小杉 健治 著)集英社文庫 私的批評眼★★★★(今年264目)「九代目長兵衛口入家業」シリーズ第4段

「老中成敗」(早見 俊 著)光文社文庫 私的批評眼★★★(今年265目)「闇御庭番」シリーズ第10段完結編