2012年の映画のお話し

映画「マリリン 7日間の恋」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年58作目)
他の人は知らず、私にとっては非常によい映画だった。マリリン30歳、3度目の結婚をして、ロンドンでの映画撮影に訪れた。彼女の自信のなさ、情緒不安定な中での撮影に慄く。外に一歩出れば超有名スタートして人々に囲まれる彼女の内面の弱さ。そして一人の撮影所助手の若者23歳と知り合う。二人の短い7日間の儚い決して実らない恋物語。切なかったが、いい映画だった。マリリンの心の奥底を上手く描いていた。観て損はない。

映画「スターウォーズ エピメ[ド1 ファントム・メナス 3D」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年59作目)
こんな映画だったのか?というのが第一印象。2時間超だったが、確かにテンポよく面白かったが、一度は観たはずだったが、荒筋を忘れていた。

映画「素晴らし哉、人生!」(日比谷みゆき座にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年60作目)「午前10時の映画館」
昔の古い白黒映画だったが、本当に良い映画だった。地方の街で暮す一人の男性。父親の後を継いで住宅金融組合を経営している。庶民の味方でお金を貸していた。人々に愛され家族に恵まれていたが、ひょっとしたことから窮地に追い込まれた。皆が神に祈った。天国で神様が彼を救うために一人の老人天使を地上に派遣するのだが。題名と同じく素晴らしい映画だった。

映画「僕達急行 A列車で行こう」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年61作目)
所謂「鉄道オタク」の二人の青年のお話し。出演者の名前は全て鉄道の列車の名前だ。鉄道に乗って音楽を聴くことが好きな「こまち」君、鉄道のメカが専門の「こだま」君。鉄道マニアが集まったみたいな映画でした。鉄道が走る姿が沢山出てくるから、オタクには見逃せないか。

映画「青い塩」(丸の内TOEIにて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年62作目)
韓国のヤクザ映画。ヤクザを辞めて自由に生きようとしている男性が、派閥抗争から命を狙われる。元韓国代浮フ射撃選手である若い女性も色々な事情があって彼を殺す役割を負わされる。彼は生き残れるのか?

日経新聞3月30日夕刊「シネマ万華鏡」の評価によれば、「少年と自転車」が4つ星、「ドライヴ」が4つ星、「スーパー・チューズディー」が4つ星、「センター・オブ・ジ・アース2」が3つ星、「マンク 破壊僧」が3つ星、「はじまりの記憶 杉本博司」が3つ星、「明日」が2つ星でした。

「シノプスシ168」
本「冬萌え」(藤原 緋裟子 著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年86冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ5
本「夢の浮き橋」(藤原 緋裟子 著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年87冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ6
本「蚊遣り火」(藤原 緋裟子 著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年88冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ7

本「入相の鐘」(鳥羽 亮 著) 角川文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年89冊目)「火盗改鬼与力」シリーズ3

本「梅灯り」(藤原 緋裟子 著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年90冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ8
本「麦湯の女」(藤原 緋裟子 著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年91冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ9
本「残り鷺」(藤原 緋裟子 著) 祥伝社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年92冊目)「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ10
北町奉行所同心の平七郎が、定町廻りから橋廻りに格下げされたが、その腕を買われて奉行から特命を受けて活躍する江戸人情物語。

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