第三日目

第三日目 5月20日(日曜日)  1?3
朝、ホテルのモーニングコールで飛び起きる。時計は5時を示している。やはりどうも可笑しいと思っていたのだが、部屋の時計が一時間進んでいた(注:サマータイムにしていなかったようだ。手抜きだ)。それにしても昨晩は「睡眠導入剤」を飲んだので完全に熟睡した。時差も直った。天気も快晴、雲一つない。またた「イエローストーン国立公園」に行く。我々のホテルは「ウエスト・イエローストーン」という地域で公園内の西入り口のすぐそばにある。公園に入って10分ほどでバッファロー(こちらの呼び名はBISON)の大群に遭遇した。道路を完全に占領してしまってゆっくり歩いている。自動車も我々のバスものろのろ運転で渋滞となってしまった。春に生まれたばかりの子牛たちも元気に走り回っている。警笛を鳴らすことは勿論禁じられているのでバッファローが立ち去るまで待つしかない。レンジャーがやってきて車でバッファローたちを道路外に誘導してくれたので漸く進めた。途中、小型の鹿「DEER」や大型の鹿「エルク ELK」、リスなども見えた。さて今日はちょっと北の「ノーリス」と「マンモス」というところで「温泉」を観る。中国の「黄龍」やトルコの「パレッカム」と同じように温泉から石灰分が湧き出し、それが固まって段々畑のようになり、綺麗なお湯の池を形作っているのだ。温泉の温度により、中にいる微生物の光り方が違っていろいろな色になるという。午後からイエローストーンの語源になった渓谷に行った。「グランド・キャニオン オブ・イエローストーン」という。大きな滝があり、そこから流れ出す水が谷を造り出し、周囲の岩石の色が黄色という訳だ。「イエローストーン湖」も美しい湖だった。湖の前のホテル「レイク・イエローストーン・ホテル」は外装が全て黄色の板張りだった。国立公園内のホテルだからなかなか高そうでした。帰り道にも沢山のバッファローがいたが、朝の大群を見たせいで新たな感動はなかった。

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