第四日目

第四日目 5月21日(月曜日) 1?4
午前3時、目が覚めたので外に出た。夜空には星が光ってはいたが、周囲の明かりが強くてたいした数の星は見えなかった。満天の星空を期待したのに残念。まだどこかで星を見るチャンスはあるだろう。日本は昨日は天体ショーに沸いたらしい。「金環日食」はインターネットで観た。さて、今日は二番目の国立公園「グランド・ティートン」へ行く。まずはイエローストーン川に沿っていつもの道を行く。川面から水蒸気が立ち上がっている。バッファローの大群がいる。何百頭もいる。朝のお食事中のようだ。親子連れが多いのが群れの特徴か?途中「コンチネンタル・ディバイド」を通過する。要は大陸の中心部にあり、水の流れを太平洋か大西洋かに分ける分水嶺のことだ。この辺りは「白樺」の木が生える位高地なのだ。未だ半分ほど氷結した「ルイーズ湖」の湖畔を通る。この国立公園はイエローストーンの南東に当たり「ワイオミング州」にある。イエローストーンも90%ワイオミング、10%モンタナ州にあるのだが、この「グランド・ティートン」は映画「シェーン」のラストシーンで子供が「シェーン、カンバック!」と叫ぶ中、シェーンが立ち去る時、背景にある山並みがここなのだ。主峰「マウント・モーラン」3842mを中心にして鋭い山々が聳え立つ。切り立つ峰、山肌、残雪、樹木、動物、湖、草花、実に美しい。原野には中型の鹿の「エルク」、「BISON」、「リス」、「熊」がいる。熊以外は全部観た。私は熊の親子を発見したと思っているのだが、遠くて確認出来なかった。更に山に沿った湖で大型のねずみの一種「PIKA」を発見した。私だけが写真に収めた。今日は暑くて暑くてかなわなかった。本来は寒くて仕方がない時期なのに現地の人たちも異常気象に驚いていた。寒さで震えるはずが暑くて真っ赤に日焼けしてしまった。そこから一路「SALT LAKE」に戻る。ワイオミングからアイダホ経由ユタまでの本日の全工程は700kmだった。アイダホの大地、太陽、水が育み、「ポテト」「牛」「馬」を生み出している。兎に角広い「西部の大地」でした。帰路の途中「ジャクャ刀Eホール」という西部劇に出てきそうな町で「フラバブル」という一見して桜かと思わせるような樹木と花を観た。木の名前は町の人に聞いたので辞書で調べてみよう。調べたが、よく分からなかった。

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