「今週の映画と本」

「今週の映画と本」
「ボイリング・ポイント 沸騰」(HTC有楽町にて)私的評価★★★★(今年63作品目)
ワンキャメラでワンカットが終わりまで続く映画。ロンドンのレストランのシェフとスタッフ、そして満席のお客の間で起きるハプニングを描くが、そのスピード感は凄い。必見ですね。

「ジェラシック・ワールド 新たなる支配者」(TC日比谷にて)私的評価★★★(今年64作品目)
まあ語ることはない。面白いがそれだけだ。架空のお話しでした。

「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」(HTC有楽町にて)私的評価★★★★(今年65作品目)
スゥエーデンで実際に起こった事件を基にしたフランス映画だ。刑務所に服する5名の凶悪犯たちに演劇を覚えさせるようとしている演出家の男性とそれをフォローしようとする刑務所長の女性。彼らを監督する判事の女性が絡み合う一年を描く。演出家の努力で漸く劇場公開に至った5人組の週寺院俳優たち。各地の劇場から出演要請があり、遂に全国ツアーに出発する。〆はパリの国立劇場。だが当日はどうなったのか?

「ファイナル・アカウント 第三帝国最後の証言」(TCシャンテにて)私的評価★★★(今年66作品目)
第二次世界大戦中のホロコーストを経験したドイツ人たちの証言を公開したもの。積極的に協力した者、客観的に見ていた者、しかし加害者ではないが卑下している者、それぞれの人生体験からドイツ人の本音を探る。

8月5日付け日経新聞夕刊の「シネマ万華鏡」の批評によれば、「きっと地上には満天の星」が4つ星、「L.A.コールド・ケース」が4つ星、「長崎の郵便配達」が4つ星、「裸足で鳴らしてみせろ」が4つ星、「ファイナル・アカウント 第三帝国最後の証言」が3つ星、「握る女 縄文人の落とし物」が3つ星、「乙女たちの沖縄戦~白梅学徒の記録~」が3つ星、「ファン 友だちと呼ばせて」が2つ星、「とら男」が2つ星でした。

「私の2022年の映画の評価は?」あくまで私の私感ですからね!
★★★★★=「ゴヤの名画と優しい泥棒」「ベルファスト」「大河への道」「PLAN75」「峠 最後のサムライ」「エリザベス 女王陛下の微笑み」「ベイビー・ブローカー」「エルヴィス」
★★★★=「クライ・マッチョ」「スティルウォーター」「コーダ あいのうた」「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体「ザ・バットマン」「林檎とポラロイド」「ガンパウダー・ミルクシェイク」「オートクチュール」「ナイトメア・アリー」「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」「名探偵コナン ハロウィーンの花嫁」「親愛なる同志たちへ」「トップガン マーヴェリック」「アルピニスト」「ボイリング・ポイント」「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」

「私の2021年に観た映画は107本でした」
特によかったのは、★★★★★=「ある人質」「ノマドランド」「ドライブ・マイ・カー」でした。
2022年アカデミー賞でドライブ・マイ・カーが国際長編映画賞を受賞。

「2022 観劇シリーズ」 2021年の歌舞伎観劇は11度でした。
寿初春大歌舞伎(歌舞伎座)第2部観劇。
新作歌舞伎「プぺル~天明の護美人間」(新橋演舞場)朝の部を観劇。
2月大歌舞伎第2部を観劇。「春調娘七種」&「義経千本桜 渡海屋大物浦」。
3月大歌舞伎第2部を観劇。「河内山」&「芝浜革財布」
4月大歌舞伎第2部を観劇。「荒川の佐吉」&「義経千本桜」
5月大歌舞伎第2部を観劇。「暫」&「土蜘」
6月大歌舞伎第2部を観劇。「信康」・「勢獅子(きおいじし)」
7月大歌舞伎第2部を観劇。「夏祭浪花鑑」=主演は海老蔵。「雪月花三景」=海老蔵、ぼたん、堀越勘弦の親子
 残念ながら7月26日よりコロカ感染者が出たため、7月大歌舞伎は興行中止となってしまった。
8月大歌舞伎第2部観劇予定。「安政奇聞佃夜嵐」「浮世風呂」

「2022年旅暦」
1月に福岡・博多、北海道・札幌、富山、2月に富山・氷見、福岡、熊本、長崎・佐世保、大宰府、石川・金沢、3月に北海道・釧路、そして石川・橋立、4月は札幌に、信州(松本、長野)と東北(米沢)に、6月には宮古島に、更に6月の下旬には大人の休日俱楽部パスで米沢、長野、勝浦に、7月に九州(博多、熊本、佐賀)と佐渡島へ、下旬には釧路に避暑、8月には長岡に花火見物に行きました。
また9月には北海道に、10月には高松に、そして11月には4S会で新潟北陸へ行く予定です。
また海外には8月下旬と、11月にハワイに行く予定です。

「2022 本の記憶シリーズ」  2021年の読書数は、277冊でした。
「雪の別れ」(坂岡 真 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年168冊目)「人情江戸飛脚」シリーズ第3段

「十手家業」(金子 成人 著)小学館文庫 私的批評眼★★★(今年169冊目)「かぎ縄おりん」シリーズ第3段

「潮来舟歌」(倉阪 鬼一郎 著)二見文庫 私的批評眼★★★(今年170冊目)「小料理のどか屋人情帖」シリーズ第35段

「さしみ朝膳」(和田 はつ子 著)ハルキ文庫 私的批評眼★★★(今年171冊目)「料理人季蔵捕物控」シリーズ第43段