「素適庵」

西銀座デパートの地下にある「素適庵」には何度も通っているが、今回は「ボーナスでたら340」という標語が書かれていた「アメリカ産牛肉340g」を注文した。更に追加で「鹿児島産黒豚のスペアリブ」を注文。流石に340gの「ミディアム・レア」のステーキはボリュームも、熱々の皿に盛られた「ニンニクの薄切り」と「玉ネギのスライス」、その上に乗っている「バター」のしたたりにも感心。さてステーキ340gは確かに食べ心地があった。既にカットされているので箸で食べられるのがこの店の特徴だ。ステーキを堪狽オたあとには「スペアリブ」に手掴みで挑む。黒豚の胸の骨付きのリブも適度に焼けていて、これを頬張るのは痛快に尽きる。ナイフもフォークも使わないで手で食べる。脂が付いた指は舌で舐める。ちょっと下品かもしれないが、スペアリブはこれに限る。骨までしゃぶるつもりでかぶりついたリブ。堪狽オました。この店、ご存知かもしれないが、鹿児島の黒豚しゃぶしゃぶの店「いちにいさん」の系列店でこの地下街の一列の店3店が全てこの系列だから恐ろしい。「ステーキハウス」「シャブシャブ」そして「天麩羅」の3店舗がそれだ。「紅虎」を経営している「際コーポレーション」ほどではないものの、鹿児島のお店が東京だけでなく、札幌、福岡、西宮などにもこの味を提供しているというのにはいつもながら驚かされる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。