「夏休み最後の鰻」

銀座の「登亭」に久々に行った。毎日暑いので少しでも体力回復?と思い、店に入ったのだが、昼時なのにがらがら。驚きです。カウンターの一番端に座り、頼んだのは一番安い「うな丼@1900円」、果たしてどんなウナギか?一応「鹿児島産」と銘打っていたが、またまた驚き、なんと上品なウナギなのか。実に小さいウナギでした。これでは「鰻」とはいえないね。やはり「ウナギ」ですね。がっかりのうな丼でした。

2012年の映画のお話し
映画「あなたへ」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年151作目)
「幸せの黄色いハンカチ」の逆バージョン。定年後嘱託となって富山刑務所に勤務していた男(高倉健)の妻が15年の夫婦生活の後、がんで亡くなった。残された遺書には「あなたへ、私の遺骨は故郷の海に散骨して下さい」とあった。富山から長崎は平戸までの車での一人旅を描く。日本映画の原点とも言うべきもの。無骨な健さんがいい。

映画「プロメテウス」(日劇にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年152作目)
過去の映画「ハルマゲドン」や「インディペンデント・デイ」と同じ系列。謎の惑星に人類の起源を探るべく降り立った人たちを描く。

映画「るろうに剣心」(ユナイテッドシネマ豊洲にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年153作目)
人気コミックの映画化。確かに殺陣は凄い。お話しは単純。鳥羽伏見の戦いから10年後の明治初期に生き残った元武士の姿を描く。

映画「神弓」(ヒューマントラストシネマ有楽町にて) 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年154作目)
17世紀、清に侵略された朝鮮の人たちの中に満州を追われた逆臣の兄妹がいた。兄は弓の名手だった。彼は清に連れ去られた妹を救い出そうとするのだが。

日経新聞8月31日夕刊「シネマ万華鏡」によれば、「ひみつのアッコちゃん」が3つ星、「カルロス」が4つ星、「コロンビアーナ」が3つ星、「人生、いろどり」が3つ星、「アイム・フラッシュ!」が3つ星、「ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド」が3つ星、「モンサントの不自然な食べもの」が3つ星でした。

「私の今年の映画の評価は?」
今年の★★★★★ 「ヘルプ」「わが母の記」
今年の★★★★  「ロボジー」「麒麟の翼」「ドラゴンタトゥーの女」「ポエトリー」「ピラミッド」「シャレード」         「PINA」「エル・ブリ」「マーガレット・サッチャー」「マリリン 7日間の恋」「アーティスト」「ジョン・カーター」「裏切りのサーカス」「ファミリー・ツリー」「星の旅人たち」「ミッドナイト・イン・パリ」「プレイ 獲物」「崖っぷちの男」「ブラック・ブレッド」「リンカーン弁護士」「ローマ法王の休日」「ダークナイト・ライジング」「あなたへ」

「シノプスシ187」
「名もなき毒」(宮部 みゆき 著)文春文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年224冊目)「吉川英治文学賞受賞作」
巨大コンツェルンの娘を貰った男は社内報の仕事についていた。偶然知り合った少女の祖父が連続殺人犯と思われるものに殺されていた。そこから起きる出来事の末、遂に犯人が見つかる。面白かった。

「夜の終焉」上(堂場 瞬一 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年225冊目)
「夜の終焉」下(堂場 瞬一 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年226冊目)
地方都市で起こった社長家族殺人事件の関係者たちの物語。殺された社長の息子、殺した犯人の息子、二人は20年後に偶然の形で出会うことになる。そのきっかけとは?面白かった。

「もぐら」(矢月 秀作 著)中公文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★★(今年227冊目)
元警視庁組織犯罪対策部の刑事の物語。兎に角強いのだ。

「逆渡」(長谷川 卓 著)朝日新聞社 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年228冊目)
戦国時代末期、「山の民」の一人が村を離れて一人で死ぬ旅に出る模様を描く。

「エコイック・メモリ」(結城 充考 著)光文社文庫 私的批評眼(J’CRITICAL EYE)★★★(今年229冊目)
女刑事「クロハ」が活躍するシリーズ第2弾。

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